四章ー宣言ー ページ5
自分でもビックリするほどの間の抜けた返事。
……ふむ。落ち着け。落ち着け。
A「く、くくく…な、なるほで…」
いかん、噛んだ。全然落ち着けてない。しかし、こう…。
絵里「急だし、貴方も忙しいと思うのだけれど…よければ、引き受けてくれないかしら？」
絵里がすがるような目を向けて来る。
なるほどな。つまり、ほぼ男子禁制みたいな場所に入り込めるということか？
メシウマ過ぎるだろ。
A「ふ、フフフ。フハハハハ！」
絵里「な、なによ？」
俺は高らかに笑い声を上げて、目を見開いた。
A「なるほどな！…全く…何を躊躇う必要がある？お前達は既に、知っているはずだ…俺が、断るはずがないと…」
バサッバサッ、と。制服のブレザーを全力ではためかせながら高らかに宣言する。
A「断る要素は無いッ！お前達、スクールアイドル、μ'sの幹事…この鳥丸Aが引き受けたッ！！」
穂乃果「本当！？」
A「当たり前だろう。嘘などつくものか！」
さっきから心配そうに俺を見ていた穂乃果に不敵に笑ってみせると、穂乃果は満面の笑みを浮かべて喜んでいた。
にこ「だからにこは言ったのよ。Aが断るはずがないってね！」
真姫「とかなんとか言って、結構心配してたじゃない。断られたらどうしようって」
にこ「う、うるさいわね！」
真姫とにこのやりとりが聞こえる。
俺に断られるかと心配していたようだが…というか、面々の顔を見る限り、皆同じような心持ちだったということか？
A「もう少し、俺を信頼して欲しいものだな」
むしろ大歓迎だわ！
A「…しかし、なぜ俺なのだ？俺は正直言ってそこまで役に立つようなものではないぞ」
ことり「それは、そういう仕事を誰に頼もうかってなった時に穂乃果ちゃんがA君が一番だって」
ことりがそう説明してくれる。
…ほう。でかした穂乃果。
A「ハッハッハ！もちろんだ！このような重要な仕事！俺以外に務められるものか！」
真姫「ち、ちょっと。いつもだけれど、声が大きすぎるのよ」
真姫の文句も有頂天の今は聞こえない。
フハハ！明日は小太郎にどんな自慢話をしてやろうか！
希「それでな。さっそくなんやけど、お仕事お願いしたいねん」
A「何でも言ってみせろ！」
希が話の区切りを見計らって話を進める。どうやら、さっそく俺の出番らしい。
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菊(プロフ) - こちらでも生存報告しておきます。私生活多忙のため、続編を書けていないこと、誠に申し訳ございません。完結まではもっていくつもりですので、どうか長い目で見守ってください (2015年5月13日 18時) (
レス) id: 757134f30c (このIDを非表示/違反報告)
うえぽん - 何とか生存しててよかったです。無理しないで頑張ってください (2015年3月6日 21時) (レス) id: 8b695f2b6e (このIDを非表示/違反報告)
菊(プロフ) - うえぽんさん» 一応生存報告をw学校でテスト中でして製作止まってますw復帰は2日後か3日後となります… (2015年3月6日 7時) (レス) id: 757134f30c (このIDを非表示/違反報告)
うえぽん - 続編ファイトだよ！ (2015年3月5日 20時) (レス) id: 8b695f2b6e (このIDを非表示/違反報告)
うえぽん - 自分もミューズのメンバーはすきだけど、ことりと花陽が好きですね。更新お疲れ様です♪ (2015年3月2日 20時) (レス) id: 52f8adeea0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菊 | 作成日時：2015年1月12日 13時
