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三章ー全ての始まりー ページ4

ある日。俺の携帯には一通のメールがよこされていた。
差出人は…穂乃果。

A「…む。今から、部室に来て欲しい、か。…やれやれ。相変わらず、要求に理由をつけない奴だ」

教室の窓を眺めながらため息をつく。
…小太郎は新聞部に行くとか言ってたな。

A「………」

俺はもうひとつため息をついた後、念のため、帰り支度と、やっておくことを済ませた後、カバンを背負ってμ'sの部室へ向かった。
やれやれ。一体何の用だ?

A「…失礼する」

二度、ノックして部室に入る。
勝手知ったる…と、いうわけではないが、何回か手伝いで入ることはある。

穂乃果「あ、来た!待ってたよ、A」

A「うむ。待たせたな。参上した」

部室を見渡すと、そこには…。

A「なんだ?揃いも揃って、俺の顔を見て…何かあるのか?」

ラブライブ!があった時には何かと力を貸してはいたが、その後は特に忙しいこともあまりなく、俺の出番は無かった。

穂乃果「あー。えっと」

いつもバッサリ物を言うはずの穂乃果も、なんだか少し…何かを躊躇っている?

A「どうしたんだ…。今更俺に何を隠そうとしている?」

穂乃果「いや、別に隠そうとするわけじゃないんだよ?」

絵里「Aに、頼み事があるのよ」

絵里が穂乃果を代弁するように話し始める。

A「フッ…やはり、俺ほどの力ともなると、頼りたくもなるということだな。して、頼みとはなんだ」

軽い厨二を発動して、とっとと本題に入ってもらう。
俺の言葉に何時ものように若干顔を引きつらせた絵里だったが、すぐにキリッとした顔に戻り、口を開く。

絵里「今、μ'sの人気が…少し、上がって来てるのを、知っているわよね」

A「そうだな。というか、少しどころじゃないな」

絵里「なんやかんやで、人気が上がると忙しくなるのよ…」

A「だろうな。学校にとどまらず名が知れ渡れば、色々な所からオファーが来ることも、これからあるかもしれない」

絵里「…私は生徒会もまだ任期が残ってるし…やっぱり幹事みたいな人が必要なのよ」

A「確かに、部費や練習場所の管理や確保を専門とする役職はこういう部活には必須だろうな」

絵里「そこで…」

さっきから、絵里はなんの話をしているんだ。という疑問を打ち払うかのように、絵里の言葉が放たれる。

絵里「…この部活に正式に入って…幹事の仕事を担当してくれないかしら?」

A「………ふぁ?」

驚くほど間抜けな声が出た。

四章ー宣言ー→←二章ー前座ー



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(プロフ) - こちらでも生存報告しておきます。私生活多忙のため、続編を書けていないこと、誠に申し訳ございません。完結まではもっていくつもりですので、どうか長い目で見守ってください (2015年5月13日 18時) (レス) id: 757134f30c (このIDを非表示/違反報告)
うえぽん - 何とか生存しててよかったです。無理しないで頑張ってください (2015年3月6日 21時) (レス) id: 8b695f2b6e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - うえぽんさん» 一応生存報告をw学校でテスト中でして製作止まってますw復帰は2日後か3日後となります… (2015年3月6日 7時) (レス) id: 757134f30c (このIDを非表示/違反報告)
うえぽん - 続編ファイトだよ! (2015年3月5日 20時) (レス) id: 8b695f2b6e (このIDを非表示/違反報告)
うえぽん - 自分もミューズのメンバーはすきだけど、ことりと花陽が好きですね。更新お疲れ様です♪ (2015年3月2日 20時) (レス) id: 52f8adeea0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2015年1月12日 13時

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