十七章ー試練ー ページ22
にことの買い物騒動から一週間。
俺は、幼馴染と面と向かい合っていた。
穂乃果「A、あのね。穂乃果思うんだ。やっぱり高校生は青春を謳歌しないとしけないって…」
A「……」
俺は黙って穂乃果の澄んだ瞳を見る。
穂乃果「鳥籠のような状態を強いるのは…とっても良くないことなんだよ！」
まるで舞台の上、とでも言わんばかりに身振り手振りで言葉を紡ぐ穂乃果。
穂乃果「だから…自由を取り戻そう！A！」
A「…わかった。では、お前にその鳥籠を開ける鍵をわたそう…」
穂乃果「本当！？」
俺は満面の笑みを浮かべて穂乃果にこう言い放った。
A「さぁ、この公式を答えられたら休憩にしていいぞ？」
穂乃果「鬼ーっ！！」
…ふむ。今なにをしてるのかって？
フハハ。言うまでもない。俺の家で…定期試験に向けた勉強会だ！
海未「穂乃果…ちゃんと座って真面目にやってください！」
A「ほら、海未先生のご指摘が来たぞ。諦めろ穂乃果」
穂乃果「ううう…」
できの悪い幼馴染を持つと大変だな！フッハハハハ！
…まぁ、この出来事の発端は、昨日の朝の話になる。
A「お前たち。定期テストまで後少しだから、部活をやめにして勉強に励むように、とのことだ」
俺が教師から聞いた言葉をそのまま言ったら…。
凛「勉強…どうしてもやる気がでないにゃー」
凛のその言葉から始まり…。
穂乃果「じゃあ、みんなで勉強会しよう！」
穂乃果のその言葉で決まった。
場所は俺の家。まぁ、広いからいいけどな。
それでもやっぱり、こう…数人の女の子が自分の家にくるっていうのはだな…。
A「やれやれ…まぁいい。少し、茶を取って来る。
俺は自分の部屋の扉を押し開けて、下の階のリビングを目指した。
A「確か、まだ冷蔵庫に茶が残っていたはずだが…」
ボヤきながらリビングにたどり着くと…。
そこには、人影があった。
A「ことり？どうした」
確か、トイレに行ってくるとかだったはずだが…。さてはサボりか？いや、ことりに限ってそんなことは…。
ことりは、俺に気づいたのか、バツが悪そうに笑っている。…何かを見ていたようだが…。
って、あ…。
ことり「昔の写真…A君、ここに飾ってたんだね」
そこには、小学生だった頃の写真が飾ってあった…。
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菊(プロフ) - こちらでも生存報告しておきます。私生活多忙のため、続編を書けていないこと、誠に申し訳ございません。完結まではもっていくつもりですので、どうか長い目で見守ってください (2015年5月13日 18時) (
レス) id: 757134f30c (このIDを非表示/違反報告)
うえぽん - 何とか生存しててよかったです。無理しないで頑張ってください (2015年3月6日 21時) (レス) id: 8b695f2b6e (このIDを非表示/違反報告)
菊(プロフ) - うえぽんさん» 一応生存報告をw学校でテスト中でして製作止まってますw復帰は2日後か3日後となります… (2015年3月6日 7時) (レス) id: 757134f30c (このIDを非表示/違反報告)
うえぽん - 続編ファイトだよ！ (2015年3月5日 20時) (レス) id: 8b695f2b6e (このIDを非表示/違反報告)
うえぽん - 自分もミューズのメンバーはすきだけど、ことりと花陽が好きですね。更新お疲れ様です♪ (2015年3月2日 20時) (レス) id: 52f8adeea0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菊 | 作成日時：2015年1月12日 13時
