三十六章ーダイエットってなにー ページ45
記憶が戻り、皆とも普通の生活に戻れた今日この頃。
いつの間にか崖っぷちに立っていた仲間のために、幹事である俺が出動していた。
A「あー、花陽。人間において重量というのは必ず必要なものだ。というか前にも同んなじようなこと言ってなかったか？」
花陽「言いました。言いましたぁ…」
学べよ。とか言いたかったが、酷すぎるので堪えた。
俺の手には、健康診断と書かれた容姿が一枚握られていた。
A「全く…別に食うなとは言わないが、少しは…」
花陽「ごめんなさい…」
A「まぁ、謝る必要はないが」
ポリポリと頭をかいた俺に、花陽がすがりつくようにして頼み込んできた。
花陽「あ、あの…！私、痩せますか！？」
A「な、なにぃいい！？」
痩せますか、だと！？…ということはつまり…痩せるかどうかの未来を見ろ、と！？
A「…どうなっても知らんぞ」
花陽「や、やっぱりやめてください…」
うむ。いい判断だ。
これで痩せられない未来なんて見えてきてみろ。泣くぞ。俺が。
絵里「花陽？練習始めるわよ…って、まだやってるの？」
絵里が呼びに来たので、俺は花陽を送り出してやる。
A「ほら、練習に精をださんとなくなる物もなくならんぞ」
花陽「は、はいっ」
花陽はぐっと握りこぶしを作って意気込んだ。うん。このμ'sの中で数少ない癒しというかマトモ要素。それこそが花陽だと俺は思っている。
小太郎「小泉さんまた太ったの？」
A「お前はオブラートに包むということを知らんのか」
横から突然小太郎がにべもない事を言ってきた。
小太郎「見た目ほっとんど変わらないのに重さだけ変わるって小泉さんの技だよね」
A「分かった。お前はもう黙れ」
この阿呆の言葉が花陽に聞こえてなくてよかったと心底思った。
小太郎「まぁ、この分なら減らすの簡単そうだね。前と比べたらちょっと重いけd」
A「究極の闇の力を思いしれ！封魔術多重五行口封じ烈風脚ッ！！」
小太郎「技名長っ！てかダサい！そして当たらない！短足！」
短足じゃないわボケ！人より長いつもりだわ！
A「こうなれば、花陽のダイエットを考えるしかあるまい」
小太郎「そうだね。ところでその手に持ってるボールになに入ってるの？」
A「クエン酸だ。お前の眼球にスパーキングする」
小太郎「………マジでか」
なんやかんや。
____こうして、小泉花陽のダイエット計画が開始された！！
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菊(プロフ) - こちらでも生存報告しておきます。私生活多忙のため、続編を書けていないこと、誠に申し訳ございません。完結まではもっていくつもりですので、どうか長い目で見守ってください (2015年5月13日 18時) (
レス) id: 757134f30c (このIDを非表示/違反報告)
うえぽん - 何とか生存しててよかったです。無理しないで頑張ってください (2015年3月6日 21時) (レス) id: 8b695f2b6e (このIDを非表示/違反報告)
菊(プロフ) - うえぽんさん» 一応生存報告をw学校でテスト中でして製作止まってますw復帰は2日後か3日後となります… (2015年3月6日 7時) (レス) id: 757134f30c (このIDを非表示/違反報告)
うえぽん - 続編ファイトだよ！ (2015年3月5日 20時) (レス) id: 8b695f2b6e (このIDを非表示/違反報告)
うえぽん - 自分もミューズのメンバーはすきだけど、ことりと花陽が好きですね。更新お疲れ様です♪ (2015年3月2日 20時) (レス) id: 52f8adeea0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菊 | 作成日時：2015年1月12日 13時
