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九章ー仕事ー ページ11

A「参上したぞ!」

小太郎「こんー」
翌日。
俺と小太郎は放課後、部室へと顔を出していた。
…さて、何故にこいつがいるのだろうか。

小太郎「やだなぁ〜。僕は親友を手伝いたいっていう心でここに来てるんだよ」

嘘だ。この野郎目も口もニヤついてやがる。隠すつもりないなこいつ。

穂乃果「いらっしゃい、A!と、小太郎君!」

小太郎「おお今日は間が随分短縮された…」

A「でぇい!少し黙ってろっ!」

俺は差し入れのみたらし団子を小太郎の口に一本突っ込んでから、穂乃果に向き直る。

A「ん?今いるのはこれだけか?」

団子に満面の笑みを浮かべる穂乃果を含む、一年生二年生はいるものの、三年生が…いや、にこだけ居る。

にこ「絵里と希なら、生徒会の仕事が残ってるって」

海未「それが終わるまで、私たちは待機、ですね」

A「なるほどな」

んー…このままこいつらと駄弁っていてもいいが…ここは。

A「分かった。では、俺は少し生徒会の方を手伝いに行くとしよう」

小太郎「んじゃあ、僕はここに残るよ。矢澤さんもいるしね〜」

A「好きにするといい」

にこが俺を睨みつけているのがわかる。フハハ、そうだな、お前は小太郎に昔痛い目に合わされてるからな。ざまぁみろ。

生徒会室前にやって来た俺は、ドアをノックしてから押し開ける。

A「失礼する」

絵里「はい、どうぞって…あら?A?どうしたの?」

希「ひょっとして、手伝いに来てくれたん?」

A「その通りだ」

机の上にはなにかのプリントがいくつかある。

絵里「今までの振り返りをちょっとね…各クラスのをまとめていたのよ」

A「やれやれ。卒業生も大変だな」

絵里「ほんとにね。それに、いざ自分のを書こうとすると、量がね…」

確かに、思い出とか語れ、とか言われればそれこそ原稿用紙10枚あっても語り尽くせまい。

A「いいだろう!その程度の仕事!この俺が古来より伝わる究極のまとめ方を教えて…!」

希「あー…今終わったとこなんよ」

A「なにぃ!?」

希の言葉に思い切り仰け反る。

A「…もう少し早く来ればよかった」

希「ええんよ。来てくれただけでも嬉しかったわ」

A「ならば、いい。…して、これから部活か?」

絵里「ええ、そのつもり。Aも、来てくれるかしら?」

A「当たり前だろう。部室に寄ってからここに来たのだからな」

そんなこんな俺は二人とともに部活に向かうことにした。

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(プロフ) - こちらでも生存報告しておきます。私生活多忙のため、続編を書けていないこと、誠に申し訳ございません。完結まではもっていくつもりですので、どうか長い目で見守ってください (2015年5月13日 18時) (レス) id: 757134f30c (このIDを非表示/違反報告)
うえぽん - 何とか生存しててよかったです。無理しないで頑張ってください (2015年3月6日 21時) (レス) id: 8b695f2b6e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - うえぽんさん» 一応生存報告をw学校でテスト中でして製作止まってますw復帰は2日後か3日後となります… (2015年3月6日 7時) (レス) id: 757134f30c (このIDを非表示/違反報告)
うえぽん - 続編ファイトだよ! (2015年3月5日 20時) (レス) id: 8b695f2b6e (このIDを非表示/違反報告)
うえぽん - 自分もミューズのメンバーはすきだけど、ことりと花陽が好きですね。更新お疲れ様です♪ (2015年3月2日 20時) (レス) id: 52f8adeea0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2015年1月12日 13時

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