驚き ページ17
龍友side
ピンポーン
なんやこんな時間に。
もう11時を回っていて布団に入って寝ようと思ってたのに。
インターフォンに移される人物を見てみると、
｢A！？｣
鍵を開けると飛びついてきたA。
震えてるし、泣いている。
何よりもお気に入りだと言っていたブラウスがビリビリに破かれている。
『りゅ、と.....っ』
「どうしたん！？」
『たすっ......けて、... ﾊｱﾊｱｯ』
泣きすぎて過呼吸になりかけてる状態だった。
「わかったから、落ち着け。」
『いやっ........ﾊｱﾊｱ、......やめっ、... 』
あかん。視点が合ってない、
ギュッ
『いやっ！.......はなして、！.........』
「A！俺や。龍友。
お前の前にいるのは俺や。」
『......りゅ、とっ..。』
しばらく玄関で背中をさすってやってると落ち着いてきたA。
それからソファーに座らせてゆっくり話を聞く。
｢なにがあったん？話せるか？｣
ゆっくりと頷くと今まであったことをゆっくり話し出した。
「そいつどこにいるん。」
自分から出たのは想像よりもはるかに低い声で怒ってるんやなってわかった。
なによりもなにもできなかった、気づいてあげられなかった自分に腹が立った。
『大丈夫。大丈夫だからっ、…。』
今にも家を飛び出しそうな僕を宥めるように声をかけるA。
｢全然大丈夫ちゃうやん。手震えてるやんけ。｣
『...大丈夫じゃ、ないけど龍友がいなくなる方が今は嫌だ』
目にいっぱい涙をためてこんなことを言われたら置いていけるはずないやん。
｢わかった。なんもせえへんよ。
だからまず風呂はいっておいで。｣
『ほんと？どこにもいかない？』
「いかない。だから大丈夫や。」
『ん、』
そう言ってゆっくりと風呂場へ向かってった。
とりあえず、俺一人じゃ解決できないからメンバーとHIROさんに連絡した。
ぜったいそいつ許さへん。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 422人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Dream(プロフ) - 龍神朱牙さん» 遅くなりすみません！ありがとうございます！！ (2019年5月10日 21時) (
レス) id: 092d8f1e70 (このIDを非表示/違反報告)
龍神朱牙 - すごく面白かったです！ (2019年5月8日 6時) (携帯から) (レス) id: 29b790b576 (このIDを非表示/違反報告)
Dream(プロフ) - 龍神朱牙さん» なかなか更新できなくてすいません、今書いてるのでもう少し待っていてくれたら嬉しいです、！ (2019年5月7日 13時) (レス) id: 092d8f1e70 (このIDを非表示/違反報告)
龍神朱牙 - Dreamさん» TWICEはいつ出てきますか？ (2019年5月2日 23時) (携帯から) (レス) id: 29b790b576 (このIDを非表示/違反報告)
龍神朱牙 - 更新お願いします (2019年4月30日 11時) (携帯から) (レス) id: 29b790b576 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：dream | 作成日時：2018年7月7日 21時
