身長差３０センチの恋…。今市隆二

大切に…隆二side ページ44

「だーめ、俺の。」

広臣「えぇー。てか降ろしたらいいのに(笑)」

「嫌。降ろさない。」

あまりに可愛くて、帰ってきたAをまだ抱っこしている。

Aってちっちゃい。
軽い。
何より可愛い。

これが俺の守るべき大きい存在のちっさな子。
白い肌にピンクの頬。長いまつげ。今にも涙が零れ落ちそうなくらいうるうるした大きくて丸い瞳。
大切に大切にしたい。

A「降ろしてよぉ、てかそんなに見るなー‼︎」

「えー可愛いから見ていたい。離したくない(笑)」

A「それなら…穴があくくらい見つめ返してやるっ///」

やめろって。
可愛い可愛い可愛すぎる///

「ごめん、負けた///」

A「それなら降ろして？」

「そんなに俺から離れたいの⁇」

確か、この言葉にAは弱いはず…(笑)

A「やだ。そのままでいーよ///」

ほら、やっぱり。

広臣「うっわ、隆二反則だろ！(笑)」

「口では俺の勝ち！な？」

かな「らぶらぶすぎて呆れる。(笑)」

呆れられてもいい。

なんとしてでもAを離したくないって思ったから。

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