身長差３０センチの恋…。今市隆二

なんで？ ページ5

〜帰り〜


あー…歩きとか面倒くさい


最近は外暗いし…


そんなこと考えてると、後ろから自転車に乗った男子が話しかけてきた


健二郎「あっ！今日隆二達と話してたAちゃんやーん♪」


「えっ…あたしは、あなたの名前知らないんですけど？」


健二郎「そっかそっか(笑)俺は山下健二郎♪よろしくな！あっよかったら、チャリの荷台に乗る？歩くの疲れたやろー」


「えっいいんですか？」


健二郎「ええよ！はよ乗りーっ！」


そういって乗せてくれた


「健二郎くんって優しいんですねっ！」


健二郎「当たり前やん！っていうのは嘘(笑)なぁ、家どの辺？」


「まだ先なんですけど…。あのコンビニがあるあたり…」


健二郎「よう歩くな…やから、足が細いんや？」


「いや、そういうわけでは…」


健二郎「絶対そうやー！」


「だから違いますって！！」


そういう他愛のない話をしてたら、いつの間にか家が目のまえにあった


健二郎「ここコンビニのとこやけどええん？」


「はいっ！ありがとうございました♪」


健二郎「ま、ホンマは隆二が俺は今日帰りが遅くなるから、Aちゃんをよろしくって俺に言ったんやけどな(笑)」


えっ、隆二くんが…？


「そうなんですかっ！お２人とも優しいですね♪」


健二郎「あはは、ありがとな！ほな、また明日」


そういって帰った


ってか、なんで隆二くんがあたしのことを？


意味わかんない…

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