身長差３０センチの恋…。今市隆二

気持ち ページ42

なんか、かなと臣くん…
おかしくない？

「ねー、かな！外で話さない⁇」

かな「え、いいよ？」

「じゃあ…いこ！」

そういって強引にかなを連れ出した。

「かな…どしたの。元気ないから心配」

かな「いや…なんかさ、Aはモテるじゃん？隆二くんも自分のものにしてさ。それに嫉妬っていうか…。でもあたしもA好きだからさ、嫌いになれないじゃん？だから悩んでんの。」

あたしのことで悩んでんのか…
思いもしなかった答えで一瞬戸惑う。

「あたしはモテるモテないどーでもいい。相手のことやん。相手の気持ちに怒ったって楽しくないじゃん？それなら臣くんが惚れるよーな女になればいいやん。あたしもかな好きやし、楽しみたいから。」

かなを見ると泣いていた。

かな「私バカやんね。勝手にAをライバルにしてた(笑)ライバルは自分やし、臣くんが好きになってくれるよーな女になる。今までごめん。」

「いや、謝らんで^ ^涙拭いて教室帰ろっ♪」

お互いの気持ちをぶつけてなんかスッキリした。
分かれてた気持ちが一本になった気がする。
私モテるとかモテないとか考えたことなかったからかなの気持ちわからなかったけど、今わかった。

隆二くんを大切にしなきゃな…

親子→←親友だとしても…かなside

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