GENERATIONS短編集 (ページ29)

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独占欲《白濱亜嵐》ページ29

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A「亜嵐くん」

亜嵐「ん？」

A「あんまり、他の子と仲良くしないでよ」

亜嵐「どうしたの？急に」

これを読まれてる方もどうしたのって思っているだろう、
簡単に説明すると、亜嵐くんが教室や廊下で私、彼女がいる前でも普通な顔して女の子と一緒にいるんです
私が男友達と話してると亜嵐くんは
"俺以外の男のとあんまり喋んないで"なんて言うのに

A「今日も私以外の子と楽しそうに話してたじゃん」

亜嵐「あ〜、みなみたちのこと？」(名前適当に決めました

あ、また、
いつの間にか呼び捨てになっていく子たちが増えてきていて
"みなみ"って子も隣のクラス、くらいしか知らない

A「ほんとにもうやだ…」

亜嵐「なになに、いつもより重症じゃん、どうしたの」

"いつもより重症"そうさせてるのはあなた！亜嵐くんのせい！

A「ほんとに、私以外の子とあんまり仲良くしないでよ…」

そう言ってる途中目に涙が溜まってきて今にもこぼれ落ちそう

亜嵐「え、ねぇ泣かないでよ、ほらおいで？」

"おいで"なんて言いながら私の腕を軽く引っぱって亜嵐くんの腕の中へ
頭を優しく撫でながら
"俺はAしか見てないから"
なんて

A「それ、、嘘だったら、もう別れる、からね」

亜嵐「そんなこと出来ないくせに」

A「出来るもんっ、」

亜嵐「ほんとかな〜」

A「もう、うるさい」

亜嵐「あ、怒っちゃった？」

私から一旦離れて俯いている私の顔を覗きこんだ

亜嵐「ほっぺ膨らんじゃってるよ？可愛いなぁAは」

A「うるさい、っ！」

彼からの優しく触れるようかキスが唇にひとつ

亜嵐「顔真っ赤だよ？」

A「もう、やだ。」

恥ずかしくなった私は亜嵐に抱きついた

亜嵐「ほんとに今日どうしたの？可愛いすぎるじゃん」

A「いつもは可愛くないんだ」

亜嵐「そんなこと言ってないじゃん、いつもは当たり前に可愛いけど今日は特別可愛いってこと」

A「亜嵐くんもいつもかっこいい」

亜嵐「ありがとう」

A「明日からほんとに私以外の子たちとあんまり仲良くしないでね、見てて泣きそうになるから」

亜嵐「分かりました。可愛い彼女ちゃんの言うこと聞きます」

A「ありがとう」

亜嵐「いーえ」

今度は私から亜嵐くんの唇にキスをすれば顔が赤くなる亜嵐くん
可愛い一面もあるんです私の彼氏も(*´˘`*)

次の日の学校から私から離れてくれなくなりました。

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