GENERATIONS短編集

ダイエット《佐野玲於》 ページ23

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A「れーおー(；＿；)」

玲於「んだよ」

A「なんでそんなに今日冷たいの？！」

玲於「冷たくないでーす、てかそれよりどうしたの」

A「私って太ってる？」

玲於「え、急に何、笑」

玲於がこう言うのも分かってた
どうしてこんなこと聞くかと言うとね、
最近友達と出かけたんだけど周りの子みんな細くて、足も爪楊枝みたいで(え)スタイルがよろしくてね…笑
それ見て私って太ってない？って思って、
そういうことがあって玲於に聞いてみたって訳！(語彙力

A「正直に言って！」

玲於「え、デブ？」

A「え、やっぱり、そう、だよ、ね………」

自分から正直に言ってと言ったものの、やっぱり本人からズバッと言われるのはきついわけで、ちょっと、しんど……

A「私、もう、ダイエットするね泣」

玲於「うそ」

A「え？」

玲於「そうでも無いよ。俺は今のAがいい。変わらなくていい」

え、なにその言葉
どこから覚えてきたの？
少女漫画でも読んだの？玲於くん(は

A「え、ど、どうしたの？いつもそんなこと言ってくれないじゃん？」

玲於「言っちゃ悪いかよ」

玲於耳まで真っ赤だよ。
照れてるんだ、

A「かわい」

玲於「は、お前なんつった今」

A「何も言ってません、ごめんなさい」

玲於「はい。」

話逸れたけど、玲於はダイエットしなくていいって言ってたよね
でも最近自分で思ってるんだ。
何このお腹の肉、太腿の太さ、顔も丸くなってきた気が…
玲於絶対嘘ついてる、気使ってる絶対

A「ねぇ玲於、私のお腹の肉と太ももの太さと顔の丸さ見てどうも思わないの？」

玲於「え、うん。可愛いじゃん、むにむにしてて」

…………え？
玲於ってこういうのが好きなの？



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