赤×青 ページ45
side赤
毎日毎日みんなと一緒の生活も終わり自宅にかえってきた俺たち。明日からは新曲のプロモーションもあり唯一のオフの今日。なんだけど
翔「すぐにきて」
なんて朝イチから一言だけのLINE。
昔から少しだけ不安定なところもある幼なじみだからこそ大慌てで、でも焦った様子を見せないように1人で住む家まで来た。
もし何かあった時のためになんて言いながらも1度も使ったことのなかった合鍵。チャイムを押しても反応のない部屋に入るべく初めて使って中に入る。
「翔太…?どこにいるの?」
真っ暗な部屋に人のいる気配なんてないけど必ず家にいると確信して探す。
「翔太?翔太どこかなぁ?」
寝室、お風呂と順番に覗くももぬけの殻。最後にリビングに来ると、あっいたいた。
ソファに背を預けて体育座り。その膝に顔を埋めてる翔太。うーんどうしたかな?
「翔太?みーつけた。どうした?しんどいかな?」
熱でも出ちゃったかな?っておでこや首筋を触るも特に変わりない。
「お熱は無いね。良かった良かった。」
優しく背中を撫でながら話すと
翔「…さみしかったぁ」
なんてポツリ。
「ん?さみしかったの?ふふ(笑)なら、来て正解だったね。」
何が引き金になったのかはわかんないけどすっかりちっちゃくなった翔太を優しく抱き上げてそのまま向かい合わせで膝に座らせてソファに腰掛ける。
初めは少しだけ隙間のあったお腹のところも背中を摩ってる間にピッタリくっつく。
翔「…ずっとみんなといたから、1人でお家にいるの、寂しくなった。」
ポツリポツリ俺の顔は見ないまま話してくれた翔太。
「そっか、ホテルもずーっと俺といたもんね。お家1人でビックリだったね。」
ポンポンと軽快に背中を摩りながらも話を聞いてあげる。
今日は1日にゆっくりこのまま過ごせばいいかななんて思っていると膝の上の翔太がぶるっと大きく震えたと思うと俺の足の上にポカポカ暖かくなる。
翔「んぅっ…あぁっ…」
気持ちいいけど止めなきゃ!って焦った表情の翔太に
「力抜けちゃった?おしっこだったねぇ。」
なんて焦ることも無く声をかけると
翔「だめぇっ!だめえ!汚いからぁ。涼太汚れちゃうっ」
なんで突然慌ててばたばた。
「大丈夫大丈夫。おしっこ終わったら一緒にシャワーしよ?それで朝ごはん食べてゆっくりお昼寝でもしちゃおうか。」
まだまだ朝も早い時間。ゆっくり2人でパワーチャージしてまた明日から頑張れるように。ね?
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むむ(プロフ) - 真由さん» 条件が揃ってないからと思われます。繊細な界隈ですので慎重にフォロリクは判断しています。ご了承ください。 (2021年7月5日 9時) (レス) id: d032517c0a (このIDを非表示/違反報告)
むむ(プロフ) - 愛華さん» リクエストありがとうございます!お答えできるように頑張りますね! (2021年7月5日 9時) (レス) id: d032517c0a (このIDを非表示/違反報告)
むむ(プロフ) - sm推しさん» ありがとうごさいます!お返事遅くなっちゃってごめんなさい。ぜひまた楽しんでいってくださいね! (2021年7月5日 9時) (レス) id: d032517c0a (このIDを非表示/違反報告)
真由 - privatterを読んだ上でフォローリクエストしていたんですが承認されないのは何故ですか? (2021年7月5日 9時) (レス) id: 2907d795af (このIDを非表示/違反報告)
愛華 - いつも楽しく読ませてもらってます!リクエストしても大丈夫ですか?しょっぴーが幼児退行してスノーマンの皆に甘えまくるお話をお願いします!皆もしょっぴーにデレデレになりながら面倒を見るお話でお願いします。 (2021年6月20日 3時) (レス) id: 944bdeebdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むむ | 作成日時:2021年6月5日 23時