怪奇！グラントリノ現る ページ47
職場体験当日
都内の駅で雄英生と相澤は集まっていた
相澤｢全員コスチュームは持ったな｡本来なら公共の場じゃ着用禁止の身だ｡落としたりするなよ｣
芦戸｢はーい！｣
相澤｢伸ばすな『はい』だ芦戸｣
芦戸｢はい…｣
相澤｢くれぐれも体験先のヒーローに失礼のないように｡じゃあ行け｣
コスの入ったボックスを私は持ってない
元々スクバに突っ込んだままだから
スマホを出し消太にLINE
A［帰り6時頃になる思う｡それ以上遅くなったら連絡する｡夕飯は一応冷蔵庫に入ってるから温めて食べて｡ひざしにも言っといてな］
振動するスマホを確認した相澤はAを見て少し頷いた
それを確認しAも頷く
ジャケットにスマホを入れ飯田を見つめる緑谷に声を掛ける
A｢出久行こ｣
緑谷｢あ､うん！｣
麗日｢デクくんもAちゃんも頑張ってな〜！｣
A｢麗日さんもね｣
緑谷｢頑張れ！｣
ブンブン手を振る麗日さんに手を振り返し山梨県甲府市行きの新幹線チケットを買い彼の元へ向かった
新幹線で45分揺られる
コンクリートジャングルから自然溢れる緑豊かな場所へ
緑谷｢オールマイトすら恐れるヒーロー…『グラントリノ』聞いた事ない名前だけどすごい人に違いない！｣
グランさんについてヒーローオタクの出久も知らないのか
まぁ当たり前か…
緑谷｢どんな人なんだろうな〜！｣
ウキウキしてる出久
A｢あんまり期待はしない方がイイかも｣
緑谷｢どういう事…？｣
A｢見れば分かる｣
首を傾げる緑谷にただ薄い笑みを浮かべるAだった
記された住所を頼りに彼の元へ向かう
そしてビルが並ぶ市街地にどう見ても不釣り合いな一見心霊スポットの様なビルに辿り着いた
緑谷｢すごい人に違い…ない…Aちゃん…本当に住所ここで合ってるかな？間違えたりしてない…？｣
A｢合ってるよ､うん｣
10年前より更にボロくなったビルを見上げながらAは頷いた
A｢入ろうか｣
緑谷｢う､うん…｣
軋む扉を開ける
A｢お邪魔します｣
緑谷｢雄英高校から来ましたー…緑谷出久です…よろしくお願いしま…あ｣
A｢あ｣
室内に足を踏み入れると目の前には割れた皿と赤い何かの上に倒れるご老人
緑谷｢ぁあああ死んでるぅぅ！！Aちゃんど､ど､ど､どうしよう！！！？｣
A｢ん〜？｣
慌てる緑谷をよそにご老人の隣へしゃがみこむ
匂いからしてケチャップ､腹の下にあるのはソーセージか
するとご老人はいきなり顔を上げた
｢生きとる！！｣
緑谷｢ぁぁぁあ生きてるぅぅぅ！！｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 695人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Rei(プロフ) - qadd fistさん» ありがとうございます！文庫書出したら最強ですねwこれからも頑張ります*_ _) (2020年8月7日 10時) (
レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
qadd fist - 世界一ですわ もう文庫本で出しましょう! いつでも応援してます (2020年8月7日 6時) (レス) id: fe26433879 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 星雲1234さん» ありがとうございます！頑張ります！！*_ _) (2020年8月2日 23時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
星雲1234 - もうこの作品随分と前から見ているんですが、大好きです！更新頑張ってください！ (2020年8月2日 22時) (レス) id: 419f5d1b3e (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - スペクトルミステリーさん» もう本当にありがとうございますっ…！！嬉しい限りです！皆さんの期待に応えられるような作品をこれからも書きますので生暖かい目で見守ってて下さい！*_ _) (2020年7月30日 10時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Rei | 作成日時：2020年7月27日 1時
