たえまなく過去へ押し戻されながら ページ29
ヨコハマに嵐が来る前日の話__
太宰・A「ぐええ...」
国木田「今までお前達は何処で何をしていたんだ」
太宰とAは現在進行中で国木田に首を絞められていた
国木田「何も連絡もせずに行成けろっと出勤して...それで良いと思っているのか!?あ!?」
国木田は怒鳴り散らしながら二人を揺らし更に首を絞める
国木田「お前達が音信不通となり約二週間!その間に問題がわらわらと!!俺がどの様な思いをして...!!」
太宰「そ、其れについては悪いとは思ってるよ」
A「うんうん。でも、私達も大変だったんだよ?」
国木田「何?」
太宰「そうだよ。私達ね...昨日までポートマフィアに捕まってたんだ」
国木田「は?」
国木田は驚き体を硬直させ太宰とAの首から手を離した
A「私達がね、夜に二人で飲みに行こうとしたら和服の少女に連れ去られてしまって。ま、その子...今は探偵社にいると思うんだけどさ」
太宰「国木田君たちも色々あったとは思うが、私達も私達で色々だったんだ。殴られ蹴られ酷い目にあった」
A「そんな目に遭いながらも私達は合流し死闘を繰り広げながらやっとマフィアから脱出できたんだよ」
太宰「少しくらい労わっても良いんじゃ無いかい?国・木・田・君♡」
国木田は頭を抱え自身の席へと座った
国木田「…さっさと報告書を書け。それと新入社員は今、敦と仕事中だろ。帰ってきたら顔合わせしとけ」
太宰・A「はぁーい」
太宰とAも席へと座る
そして椅子を回転させ国木田に背を向け二人は顔を合わせて怪しく微笑んだ
そんな事など国木田は知りもしない
暫くすると敦と新人社員が帰ってきた
敦「只今帰りました〜」
太宰・A「おかえり〜」
敦「ただいまです......って佐藤さん太宰さん!戻って来たんですね!」
太宰「うん戻ってきた」
A「あ、国木田君〜今戻って来なくても良かったのにって思ったでしょ」
図星を突かれた国木田は舌打ちをした
国木田「...お前達は報告書を書け」
太宰「明日やるよ〜ん」
敦「信憑性薄いなあ...」
敦は苦笑いを零す
国木田「...敦、此奴らに彼女を紹介してやれ」
国木田は一度太宰を睨み付けると敦にそう云った
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花吹雪 - 更新頑張ってください! とっても面白いです! (2020年9月10日 23時) (レス) id: afa01603c5 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 歴史馬鹿さん» え…森さん心労(ストレス)溜まってるの?珍しい〜 (2019年10月19日 19時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - Reiさん» 酷い!!......ストレス軽減ってどうやってるんだろ?((ボソ (2019年9月15日 18時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 歴史馬鹿さん» 帰ってもいいですか? (2019年9月14日 18時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - Reiさん» では太宰君by森 (2019年8月17日 1時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rei | 作成日時:2019年5月7日 3時