ヒーローコスチューム ページ36
A｢ちょっ＿｣
発目｢それに加えこの首に巻かれた布！普通の布じゃない！破れないし何より硬い！気になる！貴女のコスチューム､実に気になります！！！！｣
A｢ぉ...おぉ...｣
至近距離で目を輝かせながら2倍速くらいで話す発目にAは圧倒されていた
｢彼女のコスは特殊なんだ｣
発目｢特殊とは！？｣
発目が声のした方へ勢い良く顔を向ける
A｢パワーローダー“先生”｣
助け舟を出したのはパワーローダーだった
パワー｢すみません､コイツ究極の自分本位で｣
A｢いや､いいよ｣
そう言ってパワーローダーは軽く頭を下げた
発目｢それで先生！彼女のコスの何が特殊なんですか！！？｣
緑谷｢ぼ､僕も興味があります！！｣
突然緑谷も声を上げる
パワーローダーがアーマーの中で溜息をついたのが分かった
パワー｢説明しても？｣
A｢もちろん｣
パワー｢じゃあ簡潔に…彼女のライダースーツは特殊繊維で作られたスーツなんだ｡摩耗､寒暑､電気､紫外線､放射線､有機化合物耐性､酸､化学物質全般の耐性がある優れもの｡ちょっとやそっとの事じゃ傷はつかない｣
A｢ナイフで刺しても余裕で弾くよ｣
飯田｢凄いな｣
A｢まぁグッサリするやつは刺さるけど｣
パワー｢それに加え､スーツの色は夜に溶け込みやすいよう黒々とした色では無く人間が闇の中で目視出来ないミリまで調整した黒を採用｡太腿にあるレザーバッグは彼女の身長に合わせ取り出しやすいよう完全特注品｡装飾のベルト類はサポート事務所の特長だけどここにもクナイ等の武器を刺せるように出来ている｡首に巻かれてるのはイレイザーヘッドと同じもので､炭素繊維に特殊合金の鋼線を編み込んだ捕縛武器｡実に合理的で無駄がない完成させられたコスチュームだな｣
ここまで無呼吸
すげえ
麗日｢ほへー...｣
飯田｢いや本当にすごいな｣
緑谷｢なんほど...だから光に当たると不思議な色になって＿＿＿｣
発目｢これは次のベイビーを作る際参考になりますね！！｣
パワーローダーの語りに感心し､納得した様子で頷く麗日と飯田
その横では緑谷がどこからともなくノートを取り出し独り言をつぶやきながら何かを書いている
発目は何か閃いた様子で機械を弄り始めた
A｢これで簡潔にした方なのか...？｣
パワー｢もちろんです｡これでも簡潔にした方｡それほどまでにこのコスチュームは素晴らしいものなんだ｣
A｢へぇー...｣
色々会社に無理な注文したのは覚えてるけどここまでとは...
知らなかった
パワー｢それで今日は何の用でここに？｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1078人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユリリン(プロフ) - 返信ありがとうございます！やはりそうなのですね！ 私自身ヒロアカもそちらも好きなので嬉しいです！ (2021年9月11日 21時) (
レス) id: bfa53f8181 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - ユリリンさん» そうです！あの別アニの言葉です！ずっとどこかで使ってみたくて使ってしまいました｡ありがとうございます！頑張ります！！ (2021年9月11日 20時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - .A secret makes a woman woman...｣とはもしかして別のアニメの言葉でしょうか? 私自身この言葉を別の好きなアニメで聞いたもので いつも楽しみに見てます! これからも更新頑張ってください! (2021年9月11日 2時) (レス) id: bfa53f8181 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - りりりーのさん» コメントありがとうございます！個性の件は申し訳ないです…wこれからゆっくりと分かりやすく解説していきますのでもう少々お待ちください！これからも応援よろしくお願いします*_ _) (2021年9月8日 9時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - にーぼうさん» ありがとうございます！これからも頑張りますので応援よろしくお願いします！ (2021年9月8日 9時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Rei | 作成日時：2021年7月8日 23時
