リカバリーガール怖い… ページ4
A｢いった！｣
リカバリー｢返事は！｣
A｢はい...｣
轟(リカバリーガールって意外と怖ぇな)
リカバリー｢今日はあたしの所で留めておくけど､二度目からは担任の耳にもいれるからね！これ以上“あの子達”を心配させるんじゃないよ｣
A｢分かってます...｣
轟(あの子達...？)
もう一度強めに膝を叩くとリカバリーガールは去って行った
A｢相変わらず容赦ないな...｣
膝をさすりながら息をつく
いや､病院に行かなかったのは決して面倒くさがったわけじゃない
時間が無かった
そう
ただ時間が無かっただけだ
決してめんどくさかった訳じゃない
A｢明日からちゃんと行こう...｣
轟｢怪我､大丈夫なのか？｣
A｢ん？あぁ大丈夫だよ｣
Aの顔を覗き込む轟の表情は明らかに心配していた
A｢このくらい余裕さ｣
安心させるように微笑むと彼の頭を撫でて畳を指さす
A｢そんな事より焦凍､これ全部持ってくの？｣
轟｢あぁ｣
A｢なら手伝うよ｣
轟｢でもその怪我じゃ...｣
A｢個性使えば関係無いんだなぁそれが｣
轟｢おぉっ｣
少し誇らしげに言うと同時に畳や障子などの物は全て宙に浮いた
A｢重い物は私が持ってくから焦凍は照明とか使うもの選んで持ってってくれる？｣
轟｢分かった｣
必要なものを持ち焦凍の部屋へ
歩いている途中で轟が口を開いた
轟｢Aの個性は｣
A｢ん？｣
轟｢便利で強いな｣
A｢まぁねぇ｣
轟｢使い方も無駄が無い｡知らなかった｡お前がそんなに“持ってる”なんて｣
A｢言ってなかったからね｣
轟｢状況判断力も個性無しの身体能力もそうだ｡雄英入ってからの独学じゃまず出来ねぇ｣
A｢遠回しに言ってないで聞きたい事があるなら言ってごらん｣
先を歩いていたAが振り返る
彼のオッドアイは純粋に疑問が浮かんでいるようだった
轟｢お前は誰に訓練してもらったんだ？オールマイトか？相澤先生か？｣
A｢ん〜...｣
似たような質問を体育祭でされた
あの時言った答えは嘘では無い
それでもまた聞いてくるという事はそれほどまで疑っているということ
まぁ疑う気持ちも分からなくはない
私と俊典
私と消太
誰がどう見ても繋がりが濃すぎる
教師と生徒が同じ武器を持つ点やお互いの間合いや呼吸を完全に理解しているなんて偶然じゃまず有り得ない
それに他の生徒よりも消太達に目を向けられ､気を使わせ､仲良くしているのは自覚しているつもりだ
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ユリリン(プロフ) - 返信ありがとうございます！やはりそうなのですね！ 私自身ヒロアカもそちらも好きなので嬉しいです！ (2021年9月11日 21時) (
レス) id: bfa53f8181 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - ユリリンさん» そうです！あの別アニの言葉です！ずっとどこかで使ってみたくて使ってしまいました｡ありがとうございます！頑張ります！！ (2021年9月11日 20時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - .A secret makes a woman woman...｣とはもしかして別のアニメの言葉でしょうか? 私自身この言葉を別の好きなアニメで聞いたもので いつも楽しみに見てます! これからも更新頑張ってください! (2021年9月11日 2時) (レス) id: bfa53f8181 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - りりりーのさん» コメントありがとうございます！個性の件は申し訳ないです…wこれからゆっくりと分かりやすく解説していきますのでもう少々お待ちください！これからも応援よろしくお願いします*_ _) (2021年9月8日 9時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - にーぼうさん» ありがとうございます！これからも頑張りますので応援よろしくお願いします！ (2021年9月8日 9時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rei | 作成日時：2021年7月8日 23時
