検索窓
今日:14 hit、昨日:0 hit、合計:112,291 hit

6 ページ6

彼に手を引かれ、ビルを降りて私達はタクシーに乗った

彼はどこかの住所を運転手さんに伝える

ねぇ、どこ行くの?

なんて聞けるわけもなくて

彼はずっと携帯を触ってるから

私は窓の外をずっと眺めていた




あれ、この公園見たことある気が、、、

あ、そうだ

彼の動画に映ってた公園だ

そこから10分ほどタクシーは走り、あるマンションの前で止まった

彼は運転手さんにお金を渡し、私に降りるように言った

降りた貴方はまた私の手を取りマンションの中に入る

エレベーターに乗り、彼は慣れた手つきでボタンを押す

その間も手は繋がれたまま

降りて部屋の鍵を開けるときもずっと

信用してないとかじゃなくて、きっと貴方なりの優しさなのかな

なんて、都合のいい解釈にもほどがあるな

「どうぞ」

彼はドアを開けると私の手を離した

中に入れってこと?

いやいや、まって?

よくよく考えたらここも動画で見たことある

貴方の家じゃないですか、、、

入っていいものなの?

貴方は一応有名人なんですよ?

私が戸惑ってると彼は小さく笑った

「変な事しねぇよwほら、おいで」

彼はまた私の手を引いて中へと入った

7→←5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
131人がお気に入り
設定タグ:フィッシャーズ , fischer's , シルクロード   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

カズ(プロフ) - めっちゃ良かったです 俺も読んでみてリンクする所があったのでこれからも続編とか楽しみにしてます!頑張って書いてください! (2017年7月26日 2時) (レス) id: 8ab80347e7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:超甘党猫 | 作成日時:2017年4月27日 4時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。