貴方と出逢えた奇跡【Fischer's 】 (ページ33)

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体育館を借りて6人はバッシュを履いたり、アップを始める

マサイ(さん)とンダホ(さん)はカメラの準備をしだした

私はその様子を興味津々でみている

マ「Aちゃん気になる？」

『はい、どーやって撮ってるのか気になってしまって』

邪魔ですか？

そう聞くとマサイ(さん)は笑った

マ「邪魔じゃないよwあ、そうだ！」

マサイ(さん)は、カメラを三脚に固定すると私の方を向き

マ「Aちゃんが撮ってみる？」

と言ってきた

、、、え？

私が？

『む、無理ですよ！？』

マ「えー」

マサイ(さん)はちょっと拗ねた顔をする

マ「シルクには普通に話せてるのに、俺にはまだ敬語だしなー」

あ、なんか可愛い、、、

『ご、こめん、、、』

するとマサイ(さん)はニヤッと口角を上げた

マ「よし、じゃあ敬語を使った罰としてカメラを触ってもらおう」

や、何でそうなるんですか！

それとこれとは話が別です、、、

マ「と言ってもボタン押してもらったりするだけ、最初の挨拶の時に全員カメラに収まってるかとかみてくれるだけで大丈夫だから」

そんな大役私に務まるのだろうか、、、

『、、、私にできるかな？』

マ「できるよwンダホでも出来てるし」

そう言ってマサイ(さん)はカメラの説明をしてくれる

どのボタンで録画だとか大体カメラに映る場所だとか

私は失敗出来ないと初めてみるカメラの説明をしっかり聞いた

シ「何してんの？」

さっきまでモトキさんと1on1をしていたシルクが近づいてくる

マ「Aちゃんにカメラ教えてんの、簡単なことだけやってもらおうと思って」

シ「おー、いいじゃん！Aの顔ちょっと引きつってるけどw」

そりゃ引きつりもするわ

こんなことになるなんて思ってなかったし

マ「大体わかった？」

『うん、頑張ってみる』

ありがとうと言うとマサイ(さん)は笑った