DEAR's first love ３ ページ8
そして、やっとチャンスが巡ってきた。
歌番組で、ＳＪと一緒に出演。
４人で挨拶に行ったら、大歓迎してくれたＳＪ達。
私は、すぐにリョウクさんのところに行った。
ウンジュ「Aオンニとメアドの交換したって聞きました！私も交換したいです！」
リョウク「あ、君も携帯もらったの？最近は早いんだね。良いよ。」
快く携帯を取り出すリョウクさん。
私も、私物の携帯を取り出した。
ウンジュ「いえ。私のは私物です。内緒ですよ？(笑)」
そう言った途端。
リョウクさんの笑顔が消えた。
リョウク「私物？それなら交換出来ない。何のために会社が携帯を用意すると思ってるの？」
ウンジュ「それ、おかしくないですか？Aオンニとだけ交換するなんて！」
リョウク「えっと・・・君、名前なんだっけ？」
ウンジュ「ウンジュです。芸名はDEARですけど・・・聞かれたの、２度目です。」
リョウク「ああ、ごめん。で、DEARは何か勘違いしてると思うけど、Aと交換したのは、
Aが会社から支給された携帯を持っていたからだ。もし、持ってきたのが
個人携帯だったら、絶対に交換なんかしない。それがルールだからね。」
私のことは芸名で、Aの事は本名で呼ぶんだ。。。
ウンジュ「私たち、１００位以内に入れたら、携帯を支給してもらえることになってます。
そしたら、真っ先に交換しに来ても良いですか？」
約束だけでも。。。
「いいよ」って言ってもらえる事を期待して聞いた。
リョウク「もちろん！その時が早く来ると良いね。待ってるからね。」
そう言ってキラキラの笑顔を向けてくれた。
期待以上の答えに、私の胸は高鳴った。
やっぱりリョウクさんは、優しくて素敵な人だ！
絶対、携帯を支給してもらう！！
心にそう誓った。
：
：
：
でも、誓い虚しく・・・。
１００位以内に入る事も無く、２年で解散することになった私たち。
芸能界から去ったオンニ。
裏方に回ったオンニ。
ＳＭＥの職員になったオンニ。
私は、モデルの仕事が出来そうだったので、そのまま事務所に残った。
しばらくして、会社から携帯が支給された。
専属マネージャーが着かないという理由で、
仕事の連絡は、全てその携帯で行った。
モデルの他に、タレントとしても出るようになって
しばらくたった頃。
雑誌の撮影を、リョウクさんとする事になった。
あの時の約束。
忘れてないよね？
私は、支給された携帯を握りしめて、
リョウクさんの控室へ挨拶に向かった。
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koyuki(プロフ) - ぺちゃんさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけていれば良いですが・・・。 (2013年8月1日 22時) (
レス) id: 1916766084 (このIDを非表示/違反報告)
ぺちゃん(プロフ) - ヒチョル (2013年8月1日 17時) (レス) id: d7373203b2 (このIDを非表示/違反報告)
koyuki(プロフ) - おとさん» ありがとうございます♪これからも頑張りますので、よろしくお願いします。^_^ (2013年6月30日 16時) (レス) id: aadeb58fb7 (このIDを非表示/違反報告)
おと - 面白いです^ ^ (2013年6月30日 14時) (レス) id: bf94705d44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koyuki | 作成日時：2013年5月11日 12時
