DEAR's first love ２ ページ7
先にリョウクさんの撮影が始まった。
時々呼ばれて、手を繋いだり、腕に手を添えたりする。
なんて役得♪♪♪
リョウク「じゃ、後は一人だけど、頑張ってね！」
先に撮影を終えて帰るときにも、そう言って笑顔を向けてくれたリョウクさん。
それだけで、とても幸せ・・・♪
「笑って！いいね〜。今度、あっち。少し拗ねてみて？うん、もっと目線こっち、そう。」
カメラマンに乗せられて、その気になって色んなポーズ。
すごくノリノリで、気分よく撮影が終了した。
「モデルも出来るんじゃない？そっちで行けばいいのに。」
ウンジュ「ありがとうございます♪」
その時は、そんなに深く考えていなかったモデルの仕事。
その後、何度か雑誌やジャケット撮影に呼ばれてるうちに、
そんな仕事も良いかな？って思えてきた。
：
：
そしてさらに１年後。
私は、デビューの選抜組に選ばれた。
Aも一緒だったけど、すぐにグループから離れて、ソロデビューが決まった。
私たちのBOAオンニを、自分だけのオンニにして・・・。
ウンジュ「BOAオンニ、私たちの事はどうでも良いのかな？」
リーダーのALICEに、そう呟くと、
ALICE「そんな事、無いわよ。絶対に・・・」
そう言ってるけど、目が憎しみに燃えていた。
他のオンニも同じ目をしている。
私にも、その気持ちはよくわかった。
でも、BOAさんが決めたなら、仕方ないとも思った。
そして、私たちより１週間も早くデビューしたA。
その日の事は、スタイリストさんから聞くことが出来た。
ウンジュ「え・・・リョウクさんと？」
「ええ。BOAさんと３人で、写真撮ったりして盛り上がってたわよ〜」
ＳＪの控室での出来事。
携帯？
私たちは、持つことを許されていないのに？
メアド交換？
リョウクさんと？
「あ、でもＳＪだけじゃないのよ？他にもBOAさんと一緒に回ってたみたいだし。」
スタイリストさんは、慌てたようにそう言ったけど、
私の心は、それどころじゃ無くて。
BOAオンニだけじゃ足りないわけ？
リョウクさんまで！！
私の方が、Aよりも綺麗なはず。
私の方が、Aよりも若いし。
私の方が、Aよりもリョウクさんに似合ってるはず！
納得できなかった。
私も、何か行動を起こさないと！
次の日から、私は自分の携帯電話を持ち歩くようにした。
見つかったら、会社に没収されてしまうから、
メンバーにもマネージャーにも内緒で、
チャンスが来るのを待った。
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koyuki(プロフ) - ぺちゃんさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけていれば良いですが・・・。 (2013年8月1日 22時) (
レス) id: 1916766084 (このIDを非表示/違反報告)
ぺちゃん(プロフ) - ヒチョル (2013年8月1日 17時) (レス) id: d7373203b2 (このIDを非表示/違反報告)
koyuki(プロフ) - おとさん» ありがとうございます♪これからも頑張りますので、よろしくお願いします。^_^ (2013年6月30日 16時) (レス) id: aadeb58fb7 (このIDを非表示/違反報告)
おと - 面白いです^ ^ (2013年6月30日 14時) (レス) id: bf94705d44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koyuki | 作成日時：2013年5月11日 12時
