Flower language ６ ページ43
＝リョウク side＝
ウンジュの夢が、一歩前進したお祝いのカラオケ大会。
本当は、すごく楽しい席の筈なのに、心が重い。
それは、Aが来るから。。。
僕が、ホワイトデーの手筈を整えるのに、どれだけ苦労したと思ってるんだ？
その結果が『オッパのばか〜！！！大っ嫌い！！！』ってあり得ない！(怒)
僕が彼女に“サヨナラ”とだけ書いたメールを送ったり、
着信拒否したりしたのには、ちゃんと理由があるのに。
それを確かめもしないAとは、それっきりになっていた。
：
BOA氏と一緒に現れたAは、一人で全員に挨拶にまわってる。
当然、僕のところにも来るわけで。。。
A「お久しぶりです。」
僕は、カラオケ本をパラパラめくりながら、
「ああ。久しぶり。」と、顔を上げずに答えた。
A「あの・・・お隣に座っても良いですか？」
僕は部屋を見渡して、BOA氏の隣が開いているのを見つけた。
リョウク「あっちも空いてる。」
僕が指をさした方を向いたAは、「そうですね。」と言って、
BOA氏の方へ歩き出した。
フン！根性なし！(怒)
マンネ「可哀相なA。」
Aと入れ替わりに来たマンネが、隣にドカッと座った。
マンネ「俺、Aとデュエット歌うから。」
リョウク「へえ。」
発作が起きるのが怖いからカラオケに行っても歌わないって言ってたくせに。
ＳＪのメインボーカルと歌おうなんて、良い度胸してんじゃん。(怒)
マンネ「そう怒んなよ。」
リョウク「別に。」
マンネ「フッ・・・昔みたいに、手つないで歌っちゃおうかな〜(笑)」
独り言にしては、大きいんだけど！(怒怒)
：
リーダーの進行で、賑やかにカラオケ大会が始まった。
数人が歌った後、僕は一人でバラードを歌った。
もちろん、ウンジュだけを見て。
そして、マンネの番になった時。
マンネがAを自ら迎えに行って、何かを耳打ちしてから
一緒に壇上に出てきた。
イントロが流れて、Aの視線が僕に向けられてるのを感じながら、
僕は、わざと視界に入らないように振る舞う。
でもそれは、すぐに後悔に変わった。
イントロが終わろうとしている、その時。
ドサッ！
キーン・・・
「A！」「誰か、救急車！」「オンニ！」
壇上を見ると、Aが胸を押さえながら倒れていた。
マンネがしゃがんでAに触れようとしている。
リョウク「触るな！(怒怒怒)」
気が付けば、僕はAに駆け寄って、傍にいたマンネを突き飛ばしていた。
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koyuki(プロフ) - ぺちゃんさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけていれば良いですが・・・。 (2013年8月1日 22時) (
レス) id: 1916766084 (このIDを非表示/違反報告)
ぺちゃん(プロフ) - ヒチョル (2013年8月1日 17時) (レス) id: d7373203b2 (このIDを非表示/違反報告)
koyuki(プロフ) - おとさん» ありがとうございます♪これからも頑張りますので、よろしくお願いします。^_^ (2013年6月30日 16時) (レス) id: aadeb58fb7 (このIDを非表示/違反報告)
おと - 面白いです^ ^ (2013年6月30日 14時) (レス) id: bf94705d44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koyuki | 作成日時：2013年5月11日 12時
