Flower language ２ ページ39
＝BOA side＝
今日は、久しぶりにAと二人で夕食♪
約束のお店に行くと、すでにAがテーブルについていて、
メニューを真剣に眺めていた。
その顔をあげて、私に気が付いたAが、嬉しそうに小さく手を振った。
A「オンニ！」
私も小さく手をあげて、ニッコリしながら同じテーブルに着いた。
BOA「ごめんね、遅れて。」
A「全然！それより、何食べます？これとか、美味しそうですよ？」
BOA「あ、ホントね。ん〜・・・これも良いわね。」
A「それ、私も気になってたんですよ〜(笑)」
なんだか、いつもより数倍はしゃいでる様な気がした。
そういえば、ここんとこ、まともに連絡取ってなかったもんね。
久々に会って、テンションあがったのかな？
可愛い奴め！(笑)
：
：
今日の会話の中に、リョウクの話題が無かったのに気が付いたのは、
食事が終わって、デザートが運ばれた頃。
いつもなら、幼稚園の事か、リョウクの事がメインで話すのに。
珍しい事もあるもんね。
A「スウィ〜ツって、見てるだけで幸せになりますよね〜♪」
そう言って嬉しそうにアイスクリームを口に入れたA。
BOA「私は、そう言って幸せ感いっぱいのAを見てると幸せになるわ。(笑)」
A「あはは！やだ、オンニ〜！じゃあ・・・付き合っちゃいます？(笑)」
BOA「いやよ。Aにはリョウクが居るじゃない？(笑)」
A「それ、誰です？(笑)」
笑ったまま、そう言ったAは、私をまっすぐに見た。
えっと・・・冗談で返して良いのかしら？
A「あ、報告してませんでしたっけ。」
なに？
A「実は私、フラれたんです。だから、今はフリーなんですよ。(笑)」
BOA「ええ〜〜〜っっっ！！！」
思わず大きな声を出してしまって、周りにいる人達の視線を浴びた。
Aが、しきりに周りのお客さんや店員さんに顔を向けて謝っている。
私は、テーブルの上に置かれたAの手をつかんで、こちらを向かせた。
BOA「どういう事よ！いつ？なんで？」
A「３月１５日です。まあ・・・私が悪かったんですけどね。(笑)」
ひと月以上も前じゃない！
目の前のAは、ヘラヘラ笑ってる。
BOA「まだ時間、大丈夫よね？」
私は、Aの手を強引に引っ張ってお店を出た。
目の前のデザートより、今はAの話を聞かなくちゃ！
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koyuki(プロフ) - ぺちゃんさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけていれば良いですが・・・。 (2013年8月1日 22時) (
レス) id: 1916766084 (このIDを非表示/違反報告)
ぺちゃん(プロフ) - ヒチョル (2013年8月1日 17時) (レス) id: d7373203b2 (このIDを非表示/違反報告)
koyuki(プロフ) - おとさん» ありがとうございます♪これからも頑張りますので、よろしくお願いします。^_^ (2013年6月30日 16時) (レス) id: aadeb58fb7 (このIDを非表示/違反報告)
おと - 面白いです^ ^ (2013年6月30日 14時) (レス) id: bf94705d44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koyuki | 作成日時：2013年5月11日 12時
