消えた“くまちゃん”・・・後日談 ページ37
＝ピーマンside＝
南瓜「ちゃんと謝った方が良いよ？」
ピーマン「ですよね・・・。」
あの日。
たまたま水を飲みにリビングを通ったら、
くまのぬいぐるみと格闘してる玉葱ヒョンがいた。
何をしてるのかなって思ってたら、
『オッパ・・・愛してる！』
突然Ｕ−ＭＥの声が聞こえて来て、
気が付いたら、ヒョンからぬいぐるみを奪ってた。
「リョウクが起きる前に返すから」と言って、部屋に持ち込んだ。
何度聞いても、良い声♪♪♪
僕は、封印していた昔の動画とかを見まくって。
気が付いたら、朝食の時間で。
リョウクの様子がおかしかいとは思ったけど、
朝食が終わって部屋に戻るまで、ぬいぐるみの事は忘れてたんだ。
でもその後、玉葱ヒョンに怒られて、ぬいぐるみは奪われてしまったけど。
昨日は一日中会えなくて、謝れなかったから。
今朝、きちんと謝ろうと決めていた。
：
：
南瓜ヒョンと一緒にキッチンへ行くと、
テーブルの上に横向きで頭を乗っけて、どんより雲を背負ってる玉葱ヒョンと、
鼻歌混じりで上機嫌に朝食の用意をしているリョウクがいた。
朝の挨拶をすると、リョウクからは満面の笑みで挨拶が返ってきて、
玉葱ヒョンからは、姿勢を変えずに涙声の挨拶が返ってきた。
南瓜「どうしたの？」
玉葱「彼女に一晩中怒られた。俺、頑張ったのに・・・(泣)」
南瓜「何をしたの！？」
玉葱「ヒョン〜！！(泣泣泣)」
隣に座った南瓜ヒョンに泣きついた玉葱ヒョン。
困った顔して背中をなぜてあげる優しいヒョンは、
僕に「早くしろ」って顎で合図した。
僕は頷いて、深呼吸してから、リョウクに声をかけた。
ピーマン「リョウク。くまのぬいぐるみの事なんだけど・・・勝手に、その・・・ごめん！」
リョウク「ん？ああ。あれね。もう良いよ。」
そう言ってケラケラ笑うリョウクのオーラが黒い気がするのは・・・気のせい？(汗)
リョウク「そうだ。ヒョン達から電話とか来るかもよ？」
ピーマン「ヒョン達って・・・？」
リョウク「僕、あんまり悲しくて、泣きながら電話しちゃったんだ。(笑)」
それはつまり・・・。
ピロリロリン♪
僕の携帯が鳴ってる。
リーダーからだ・・・。
チラッとリョウクを見ると、「出ないの？」と笑顔。
南瓜ヒョンを見ると、玉葱ヒョンの話を聞くので手一杯のよう。
恐る恐る電話に出ると、思った通り！(泣)
リーダーの“ありがた〜いお話”と、
唐辛子ヒョンの“超〜辛口なお話”の応酬だった。
永遠のマンネ・・・恐るべし！！
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koyuki(プロフ) - ぺちゃんさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけていれば良いですが・・・。 (2013年8月1日 22時) (
レス) id: 1916766084 (このIDを非表示/違反報告)
ぺちゃん(プロフ) - ヒチョル (2013年8月1日 17時) (レス) id: d7373203b2 (このIDを非表示/違反報告)
koyuki(プロフ) - おとさん» ありがとうございます♪これからも頑張りますので、よろしくお願いします。^_^ (2013年6月30日 16時) (レス) id: aadeb58fb7 (このIDを非表示/違反報告)
おと - 面白いです^ ^ (2013年6月30日 14時) (レス) id: bf94705d44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koyuki | 作成日時：2013年5月11日 12時
