Thought of the manager ４ ページ4
３曲目の選曲が始まった。
今度は、完全なバラード曲になる事になっていた。
１０曲の中から、３曲に絞られた時点で、
Ｕ−ＭＥにも聞いてもらう事になった。
A「これ、良いですね。大好きな人といつまでも一緒って・・・良いですよね。」
そして決まった３曲目。
試しにレコーディングを行う事になった。
この曲は、本当にＵ−ＭＥの声にピッタリだった。
聞いていたスタッフにも、思わず涙ぐんでしまう人がいたりして。
次は、この曲に決定した。
これは、絶対に売れる！
誰もがそう確信していた。
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しかし、その数日後。
歌番組の収録中、Ｕ−ＭＥが倒れてしまい、救急車で運ばれた。
それ以降、Ｕ−ＭＥは、マイクやカメラの前に立つことは出来なくなった。
発作に悩まされたＵ−ＭＥ。
見かねて、BOAさんとリョウクさんに相談する事を勧めた。
あの二人は、いつだって“A”を気にかけてくれてた。
彼らと話をする事で、立ち直るきっかけが出来れば・・・。
それなのに。。。
A「今、忙しくて時間取れないって・・・」
BOAさんはアメリカだからイヤだと言って、リョウクさんに電話した後のセリフ。
ヌリ「いつなら良いって？」
A「わかんないけど、もう良いの。。。私の話を聞いてくれる人なんかいないんだよ」
そう言って、力なく微笑むと、
A「あ、ヌリオンニは聞いてくれるか。・・・仕事だもんね。」
そう言って真顔になった。
その顔を見たら、私は何も言えなくなった。
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解雇が決定した。
部屋のカギと、携帯電話を返してもらった。
Aは、お礼メールを一斉送信した後、ご両親と自宅に帰っていった。
その数分後にリョウクさんから電話。
「この電話は会社のものです。私用は謹んでください。
今更、何の用ですか？彼女はもうＳＭＥの人間ではありませんよ。」
そう言って、返事を聞かずに電話を切った。
あの時から１か月は経っているのに、連絡を一度もして来なかったくせに！
私は、この怒りをどうしたら良いのか、わからなかった。
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そして、月日は流れ。
あれから、４年以上経って、私は女優のマネージャーになっていた。
ある日、事務所によると、リョウクさんとＳＪマネージャーが立ち話をしていた。
会いたくなかった人。
軽く会釈して通り過ぎようとした時だった。
リョウク「あのっ！待って！」
呼び止められて振り返った私の目は、きっと怒りに満ちていたに違いない。
リョウクさんが、一瞬怯んだ。
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koyuki(プロフ) - ぺちゃんさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけていれば良いですが・・・。 (2013年8月1日 22時) (
レス) id: 1916766084 (このIDを非表示/違反報告)
ぺちゃん(プロフ) - ヒチョル (2013年8月1日 17時) (レス) id: d7373203b2 (このIDを非表示/違反報告)
koyuki(プロフ) - おとさん» ありがとうございます♪これからも頑張りますので、よろしくお願いします。^_^ (2013年6月30日 16時) (レス) id: aadeb58fb7 (このIDを非表示/違反報告)
おと - 面白いです^ ^ (2013年6月30日 14時) (レス) id: bf94705d44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koyuki | 作成日時：2013年5月11日 12時
