“くまちゃん”より“キリン”？・・・３ ページ28
オッパが来る日。
一応、キリン柄のミニクッションは用意してみた。
リョウク「あ！キリン柄だ〜！(笑)」
部屋に入った途端、ミニクッションを見つけてキャッキャと喜ぶオッパ。
A「オッパ、キリンさん好きなんだね。」
リョウク「うん！大好きだよ！(笑)」
A「・・・。」
リョウク「ん？どうしたの？」
不思議そうに私を見るオッパ。
彼氏の好きな物を知らなかったなんて・・・彼女失格だ。(泣)
リョウク「ええ〜っ！！どうして泣くの〜！？」
慌てて私のところにきて、抱きしめてくれたけど。
キリン柄のミニクッションは離さないんだね・・・(凹)
A「・・・もう、ダメだよ(泣)」
リョウク「何が！？」
A「彼女失格だよ〜(泣)」
リョウク「意味がわかんないよ？ちゃんと話して？」
A「オッパに“くまちゃん”あげるなんて！(泣)」
リョウク「それって、僕に“くまちゃん”を渡したことを後悔してるって事？」
私は泣きながら頷いた。
すると、オッパは、私からスッと離れた。
リョウク「・・・僕が嫌いになったって事？」
顔をあげられないけど、オッパがミニクッションを力を込めて握っているのは見えた。
A「ううん、大好きだけど・・・オッパが・・・」
リョウク「僕だって、大好きだよ！愛してる！」
A「でも・・・“くまちゃん”より、“キリンさん”の方が良かったでしょ？」
リョウク「え・・・何？」
A「オッパがキリンさんを好きだって事も知らない彼女なんて・・・(泣)」
リョウク「へ！？」
A「そんな彼女・・・要らないでしょ？(泣)」
リョウク「・・・」
あ・・・黙っちゃった。
やっぱり、要らないんだ・・・。(泣泣泣)
リョウク「僕は、キリンっていうか・・・キリンの目が好きなんだよ。
吸い込まれそうなほど綺麗で澄んだ目がね。大好きなAと同じだった。」
そう言いながら、顔を覆っていた私の手をゆっくりと外して、
少し屈んで、下から顔を覗き込んできた。
そして、ニッコリして私の顔を両手て包んで、上を向かせると、
私の目をジッと見つめて、更にニッコリ。
リョウク「ほら。おんなじ♪」
そう言って、瞼にキスをくれて。
静かにまた抱き締めてくれた。
リョウク「愛を込めて・・・」
囁きながらギュッと力強く抱きしめてくれるオッパ。
私も、愛を込めて力いっぱい抱きしめ返す。
そう言えば、今日は12/14。
素敵なハグデーになった。。。
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koyuki(プロフ) - ぺちゃんさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけていれば良いですが・・・。 (2013年8月1日 22時) (
レス) id: 1916766084 (このIDを非表示/違反報告)
ぺちゃん(プロフ) - ヒチョル (2013年8月1日 17時) (レス) id: d7373203b2 (このIDを非表示/違反報告)
koyuki(プロフ) - おとさん» ありがとうございます♪これからも頑張りますので、よろしくお願いします。^_^ (2013年6月30日 16時) (レス) id: aadeb58fb7 (このIDを非表示/違反報告)
おと - 面白いです^ ^ (2013年6月30日 14時) (レス) id: bf94705d44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koyuki | 作成日時：2013年5月11日 12時
