love32

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鳥さんたちには、昨日電話した。

３人とも、味方してくれると。

優しくて、有難い。

わしは、2軍に移動。

Aは、甲子園。

辞表出して、頭を下げたらしい。

上の部は、驚いてたらしい。

今から、皆の前で挨拶だと。

LINEきたから、ウロウロしてたら、掛布さんが、男なら行けと。

ありがとう、掛布さん。

『良太、来てくれてありがとう。』

「わしも一緒じゃ、大丈夫。」

『うん。』

二人で、ロッカーへ。

監督は、椅子に座りながら睨んどる。

コーチ陣の視線も、凄い。

３人は、優しい目。

『突然ですが、私は本日を持ちまして退職します。』

梅野「ちょと、待って。」

藤浪「嘘やろ。」

糸原「なんで。」

北條「どうして。」

皆、ザワザワしとる。

『私のお腹の中に、生命がやどりました。昨日診断を受け、彼の側でこの新しい生命と共に、一緒にいたいと思いました。』

福留「そうか、おめでとう！」

上本「おめでとう。」

大和「幸せになってください！」

北條「相手は、僕らの知ってる人？」

梅野「じょー、よく聞くな。」

『良太です。』

皆、ワシをみる。

恥ずかしいから、そんなに見んで。

質問攻めに合いながら、なんとか話し終えて、優しい掛布さんが、今日は来なくていいと言ったので、彼女と帰宅した。

監督とコーチ陣の視線が、怖いままだったけど。

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