ごめん。ありがとう。そして、愛してる。

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・




約一週間ぶりの我が家。



隣には小恋と涼介もいて、やっぱり落ち着く。

まぁ、少し部屋が散らかってたのは目をつむっておくとしよう。





涼介「A、今日は俺がメシ作るね？」


A「うん、ありがと」





涼介がキッチンに立ってくれてる間に、私は小恋と他愛もないおしゃべり。

一週間分、今日はいっぱい愛してあげよう。





・





涼介「できましたー！パパの特製カレー！」


A「わ、おいしそう！パパのカレー久しぶりだな〜」


「「いただきます！」」





久しぶりの３人そろっての食事。

笑顔でいっぱいの食卓で食べるご飯は、
どんな栄養いっぱいの病院食よりもずっとおいしかった。





小恋「まま、ぱぱね、すっごくさみしがってたよ！」


A「え、そうなの？パパ」


涼介「や、そんなことねぇーし！小恋、お前なー」


小恋「だからここがいっしょにねてあげたの」


涼介「パパが一緒に寝てあげたんでしょ？」





4歳の娘と言い争うパパ。

なんともほほえましくて温かいこの光景を、
ずっとそばでながめていたいな、なんて思った。

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