正しいきみの落とし方 (ページ14)

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正しいきみの落とし方⑭ ページ14

私だけじゃない、そう思ったらなんかホッとした

『私も』((ﾎﾞｿｯ

そう言ったらサグワはすごいニッコリした顔をした

何でこんなに嬉しそうなの

サグワ｢知ってる笑｣

そう言って２人でコソコソ笑いあってた

そしたら...

梨奈｢サグワ君なにAちゃんと話してるのー？梨奈も入れてよ！｣

私をそっと睨みながらサグワの腕に絡む

いやマホトの前でこの人なにやってるの

でも別にマホトは嫌そうな顔をしてない

梨奈さんの事を信じてるからなのかな

サグワ｢別に何も話してないです離してください｣

梨奈｢冷たいなー｣

｢サグワもっと優しくしてやって｣

サグワ｢親方も....何でもない｣

｢んだよ｣

なんかめちゃめちゃ険悪な空気になってきて

相馬さんもヤバイって顔をしていた

『ね、ちょっとどうしたのやめなよ』

サグワ｢寝る｣

『ちょっ』

相馬｢あー俺もジンくん達と待ち合わせしてるんだった～ごめんね！｣

いやいやいや

この3人にさせないでくれ

梨奈｢梨奈もなんか眠たいなー。マホト君の部屋で寝てもいい？｣

マホト｢あーうんいいよ、寝てな｣

梨奈さん、私に自慢してるのかな

なんかもう、やだなぁ

私は落ち込んでしまって俯いたままぼーっとしてたら

｢隣、座ってい？｣

なんて聞いてきた