6話 ページ8
tnside
今日も賑わうwrwr国の城下町。
店に客を呼び込む声、子供達が遊ぶ声…どの声も楽しそうなものばかりが聞こえる。
そんな中、焦ったような声が一つ。
gr「はぁ……どうしたらええんや。」
彼はwrwr国書記長、トントン・シュヴァイン。普段は城下町に顔を見せることが無い。そんな彼が何故ここにいるのだろうか。
tn「くそっ…急がんと……ロボロが…！」
息を切らして走るトントン。彼がこうなっている理由は少し前に遡る。
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si「……ダメだ、このままじゃロボロは…。」
医務室で辛そうに横たわるロボロ。それを診察する軍医のしんぺい神。
数日前、ロボロは流行病に侵され生死をさ迷っていた。元々幹部ということもあり、どこかで死んでしまう可能性はいつでもあった。
tn「なんでや……なぁ、どうにか出来ひんのか？！」
しかし、こんな形で大切な仲間が死にかけている。そんな状況受け入れられるはずがない。どうにかしてみんなでロボロを元気にする方法を探っている。
si「俺の魔法でも無理だよ。まずロボロに食事をさせなきゃ…栄養補給だ。だけど、食べ物を口に近づけても食べてくれないんだ…。」
もう何日もなんや…ずっと点滴のままや…それじゃああかん。
回復専門の固有魔法を持つしんぺい神が暗い表情を見せる。今のしんぺい神でも治せない、それほど重いのだろう。わいも何か力になれないだろうか。回復魔法が使えなくても出来ることは何か。
思考回路を巡らせ、1つの考えにたどり着く。今のわいにできる唯一の事…それをやるしかない。
tn「なら、美味い料理作れる奴を連れてきたらええんやな！」
si「あ、まぁそうなるけど……。」
tn「分かった、今から探してくるわ。」
医務室から急いで場外へと出る。少しでも早くロボロに元気になって欲しい、その一心で美味いものを作れる人を探しに出たのだ。
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天曇 - 小さい…ホビット…… (2021年1月22日 11時) (
レス) id: 786a665169 (このIDを非表示/違反報告)
RURU - 下の下と下に激しく同意。 (2021年1月18日 18時) (レス) id: cf91128782 (このIDを非表示/違反報告)
モカブラウン(プロフ) - こんにちは！すごくいい作品...文才と妄想力を僕にください (2021年1月18日 8時) (レス) id: e467f9631d (このIDを非表示/違反報告)
晴 - ↓のコメで吹いた、ﾌﾞﾌｫｫｰw ｸｿｯ夜中に見たせいでメシテロにうああああ！ (2021年1月16日 23時) (レス) id: 47b2bcc73d (このIDを非表示/違反報告)
天曇 - ロボロ・クライン……クライン…小さい…… (2021年1月15日 22時) (レス) id: 786a665169 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：骨粉の煮付け | 作成日時：2020年12月23日 18時
