47話 ページ49
shoside
『いいですか？！ちゃんと聞いています？！』
sho「聞いとる聞いとる。」
『絶対話半分なやつだこれ！』
あの後もずっとこいつの話を聞いている。何を言っているか分からないが、聞いてて本当に面白い。
『ていうか、警戒しないんですか？』
sho「んー…もうええねん。」
『え？』
そう、もう警戒なんていい。今はもうこいつと仲良くなりたい、そう思えてしまう。トントンやロボロに絆されてるなんてもう言えない。
凄く不可思議そうな顔をしてこっちを見てくる女。対して可愛いわけでもなく、美人という訳でもない。かと言って、悪い訳でもない。
それでいて魔力も一切感じとれない。国に住む女の子達よりも弱そうな奴。本当に普通のやつにこんなに惹かれるなんて不思議だ。
今まで感じたことも無い感情を教えてくれる。そんな彼女に無性に興味が湧いた。
sho「なぁ、お前名前なんて言うん？」
少し大きい目をさらに大きくしてこちらを見てくる。汚い感情に染っていない綺麗な瞳がこちらを向く。なんとも不思議な感覚だ。
後でゾム達に文句言われるやろなぁ。どうやって逃げよう…。
いや、今はそれよりも……
『名前…ですか？鈴宮Aと申します。』
sho「Aな。俺はシャオロン・トイフェル。この国の超人気者や！」
こいつのことをもっと知りたい。こいつの料理は食べてやってもいい。
そんな思いに埋め尽くされた。
ちょっと癪だが悪い気はしない。仲良くなる為に作業をするAの邪魔にならないように会話を再開した。
『それ人気じゃない人が言うやつですよね。』
sho「う、五月蝿いわ！」
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天曇 - 小さい…ホビット…… (2021年1月22日 11時) (
レス) id: 786a665169 (このIDを非表示/違反報告)
RURU - 下の下と下に激しく同意。 (2021年1月18日 18時) (レス) id: cf91128782 (このIDを非表示/違反報告)
モカブラウン(プロフ) - こんにちは！すごくいい作品...文才と妄想力を僕にください (2021年1月18日 8時) (レス) id: e467f9631d (このIDを非表示/違反報告)
晴 - ↓のコメで吹いた、ﾌﾞﾌｫｫｰw ｸｿｯ夜中に見たせいでメシテロにうああああ！ (2021年1月16日 23時) (レス) id: 47b2bcc73d (このIDを非表示/違反報告)
天曇 - ロボロ・クライン……クライン…小さい…… (2021年1月15日 22時) (レス) id: 786a665169 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：骨粉の煮付け | 作成日時：2020年12月23日 18時
