41話 ページ43
トマト煮込みが完成した2人はロボロの部屋へ戻るために足を運んでいた。2人仲良く話をしていると、後ろの方で何かが擦れる音が微かに聞こえる。メイドさんの服とは違う、なにか別のものが擦れた音だ。
表情を変えて後ろを見るA。それに気がついたロボロは心配そうに顔を見ていた。
rb「Aちゃん、大丈夫か……？」
『……誰かいますか？』
rb「は…？いや、誰もおらん……シャオロンか？」
何かを感じとったAだが、ロボロには一切感じられず固有魔法を使い特定する。もしかしたら侵入者かもしれないという事で使ったが、実際は自分の仲間のシャオロンの魔力だった。
sho「……なんや、バレとったんか。」
『えーっと……今気がついて…音が聞こえて誰かいるなと。』
rb「音…？聞こえんかったけどなぁ…。」
ロボロと赤ニット帽さんは驚いた表情でAを見る。当の本人はその聴覚が異常という事を忘れているようで首を傾げていた。
『あー……えっと、私を怪しんでついてきたんですよね？』
sho「せやな……なんか文句でもあるんか？」
『いえ別にありません……睨まないで…。』
殺意に耐性のないAにはかなり強い殺意を向けられると体が動かなくなる。
たしけて……。
rb「シャオロンやめんか！別に何もされとらんわ！」
sho「今からされるかもしれんやろ……今ここでこいつを…。」
ｸﾞｩｩ
は？今の音って……。
誰かの腹の音が廊下に響き渡る。ロボロもAもお腹は空いているが、どちらからも音はしなかった。となると、残りの1人ということになる。
sho「……ｯｯｯ…な、なんや！文句あるんか！」
ニット帽と同じくらいに顔を赤くして吠える赤ニット帽さん。どうしよう、子犬の威嚇にしか見えなくなってしまった。
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天曇 - 小さい…ホビット…… (2021年1月22日 11時) (
レス) id: 786a665169 (このIDを非表示/違反報告)
RURU - 下の下と下に激しく同意。 (2021年1月18日 18時) (レス) id: cf91128782 (このIDを非表示/違反報告)
モカブラウン(プロフ) - こんにちは！すごくいい作品...文才と妄想力を僕にください (2021年1月18日 8時) (レス) id: e467f9631d (このIDを非表示/違反報告)
晴 - ↓のコメで吹いた、ﾌﾞﾌｫｫｰw ｸｿｯ夜中に見たせいでメシテロにうああああ！ (2021年1月16日 23時) (レス) id: 47b2bcc73d (このIDを非表示/違反報告)
天曇 - ロボロ・クライン……クライン…小さい…… (2021年1月15日 22時) (レス) id: 786a665169 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：骨粉の煮付け | 作成日時：2020年12月23日 18時
