40話 ページ42
rb「あ゛〜…痛かった…。」
『ほんっとうにすみません…。』
rb「いやいや気にせんでええって！それより、はよ作って食べたいわ…。」
そうだ途中やりだ。
作っていた場所へ戻り、調理を再開する。先程切った鶏肉に塩と胡椒を降って味付けをする。
今回はトマト缶が無いので、自家製のトマト缶を作る。熱湯にトマトを入れて10〜15秒ほどゆでて、氷水に取り出す。トマトが冷えたら包丁の先でヘタを取り除き、皮をむく。皮を向き終わったら瓶に湯むきしたトマトを詰める。
水、塩を混ぜ合わせて塩水を作り注ぎ入れる。瓶を湯の中に漬けて上に蓋をのせ、加熱する。フタを開けて空気を逃し、再度きつく蓋を閉めて粗熱が取れたら完成だ。意外と簡単なのだ。
トマト缶が出来たので、次は熱したフライパンにオリーブオイルと潰したニンニクを入れて火にかる。香りが立ってきたら鶏肉を入れて両面を焼く。
別のフライパンでは玉葱を軽く炒める。玉葱に軽く火が通ったら、キャベツ、作ったトマト缶、ベーコン、水を加えて蓋をして蒸し煮にする。本当ならここにコンソメを入れたかったが、無いので今回はベーコンで代用する。
少し経ったら蓋を取って煮詰め、塩とこしょうで味を調える。これでトマト煮込みの完成だ。
rb「手際ええなぁ……それに器用や…。」
『いやいや、そんな事ありませんよ。』
rb「でも凄いわ！作ってる間も腹が鳴りっぱなしでなぁ。」
全肯定じゃん…。優しい…。
あまりにもキラキラとした笑顔で肯定をするロボロに尊さを覚えたAは涙を流した。ロボロはそれを凄く心配していたが、Aの脳内には『尊い』の言葉しか思いつかなかった。
sho「な、なんやの…あれ。美味そうや……。」
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天曇 - 小さい…ホビット…… (2021年1月22日 11時) (
レス) id: 786a665169 (このIDを非表示/違反報告)
RURU - 下の下と下に激しく同意。 (2021年1月18日 18時) (レス) id: cf91128782 (このIDを非表示/違反報告)
モカブラウン(プロフ) - こんにちは！すごくいい作品...文才と妄想力を僕にください (2021年1月18日 8時) (レス) id: e467f9631d (このIDを非表示/違反報告)
晴 - ↓のコメで吹いた、ﾌﾞﾌｫｫｰw ｸｿｯ夜中に見たせいでメシテロにうああああ！ (2021年1月16日 23時) (レス) id: 47b2bcc73d (このIDを非表示/違反報告)
天曇 - ロボロ・クライン……クライン…小さい…… (2021年1月15日 22時) (レス) id: 786a665169 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：骨粉の煮付け | 作成日時：2020年12月23日 18時
