39話 ページ41
rb「おぉ……厨房ってこんななっとるんや…。」
キョロキョロと辺りを見回すロボロさん。ミキサーを見たり、フライパンを持ったりと色々なものに触れている。初めて見るのだろうか、まるで小さい子供のような反応をする。
『ここに来るのは初めてなんですか？』
rb「おん…いつもここのシェフ達に任せっきりやからな。それに、俺らは料理に興味なかったからな。」
まぁシェフについてはわかる。ロボロさんは大きなお城で多分偉い人の中の一人なのだろう。でも、料理に興味が無いのはいただけない。今すぐその思考回路を変えて欲しい。
『そうなんですね。料理は本当はすごい楽しいものなんですけど…。』
rb「おん、あんさんの料理は美味しいから何となく分かるわ。」
『料理人として嬉しいですわ…。いや、こう話してる場合じゃありませんね、早く作りましょう！』
いつものように髪を一括りにして、ロボロさんにはエプロンを渡す。髪を結ぶ時、ロボロさんは顔を赤くしていたが、多分女慣れしていないからだと思うのでスルーをした。
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『じゃあ、作っていくのでそこで見ていてくださいね。』
rb「おぉ、分かった。」
ロボロはAの左側に立つ。その様子を確認したAは材料を取りだし調理にかかった。
今回のトマト煮込みには鶏肉を使おうと思う。鶏肉に含まれる動物性タンパク質で体力アップをはかるのだ。しかし、それだけでは足りないのでキャベツと玉ねぎも追加する。
キャベツはざく切りに、鶏肉は食べやすい大きさに、ニンニクは潰し、玉葱は薄切りにする。玉葱を切っている時、隣にいたロボロさんが目が痛いと涙を流していた。
玉葱が目にしみることも知らないのか……。
ロボロに玉葱の性質を簡単に説明し、目を冷やすようお願いした。本当に説明不足ですみません…。
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天曇 - 小さい…ホビット…… (2021年1月22日 11時) (
レス) id: 786a665169 (このIDを非表示/違反報告)
RURU - 下の下と下に激しく同意。 (2021年1月18日 18時) (レス) id: cf91128782 (このIDを非表示/違反報告)
モカブラウン(プロフ) - こんにちは！すごくいい作品...文才と妄想力を僕にください (2021年1月18日 8時) (レス) id: e467f9631d (このIDを非表示/違反報告)
晴 - ↓のコメで吹いた、ﾌﾞﾌｫｫｰw ｸｿｯ夜中に見たせいでメシテロにうああああ！ (2021年1月16日 23時) (レス) id: 47b2bcc73d (このIDを非表示/違反報告)
天曇 - ロボロ・クライン……クライン…小さい…… (2021年1月15日 22時) (レス) id: 786a665169 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：骨粉の煮付け | 作成日時：2020年12月23日 18時
