37話 ページ39
rb「はよ行こうや！」
『ま、待ってくださいよ…私体力そんなに無い……ほんとに病人？！』
ゆっくりと歩こうとしていたAに反し、ロボロは早く料理するところを見て食べたい様子。Aの手首を掴み、本当に病人とは思えない程の力で引っ張って厨房の方へ向かっているのだ。
ぜぇぜぇと息を切らしているAなどお構い無しに走るロボロ。Aも疲れていた事もあり、前から来る3人分の足音に気が付かなかった。
kn「おい、ロボロ。」
目の前に現れたのは、Aにガンを飛ばしてくるサッカーユニフォームさん。そして、その後ろから出てくる赤ニット帽さんとナイフマン。
sho「ロボロ、お前まで絆されとんのか。」
rb「絆さっ？！ちゃうわ！Aちゃんは悪いやつやないからこうしとるんやろ！」
zm「まだそう判断するには早いんとちゃうか？」
Aの事を守ろうとするロボロに反して、3人は警戒を更に強める。ロボロをこんな風にしたのはこいつのせいだ。早く目を覚まさせなければ。その想いが嫌という程伝わる。
何もすることが出来ないAはその場でオロオロとしていることしか出来ない。
rb「あぁもう！俺ら厨房の方行くから邪魔すんなや！」
sho「そうやって連れ去られてなんかされたらどうすんや！」
kn「童帝が女目の前にしてやり返せるんか？」
rb「んなっ？！ど、童帝言うなや！お、女の子がおるやろがい！」
顔を真っ赤にして否定せずにそのまま話を進めていくロボロさん。……童帝なんだ。
3人は心配をして言っているのだろうが、ロボロには大きなダメージとなっている。その様子を哀れに思い、早くこの場から逃げ出そうと今度はAからロボロの手首を掴んだ。
『じゃあ私達はここへんでー！ははは、アディオス！！』
いつもの自分ではないような言動で急いで逃げるロボロとA。後ろから何か言われているが全部無視だ。
zm「くっそ、あいつら……。」
kn「捕まえるか？」
sho「俺が見張っとくわ。お前らはさっさと報告でもしとき。」
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天曇 - 小さい…ホビット…… (2021年1月22日 11時) (
レス) id: 786a665169 (このIDを非表示/違反報告)
RURU - 下の下と下に激しく同意。 (2021年1月18日 18時) (レス) id: cf91128782 (このIDを非表示/違反報告)
モカブラウン(プロフ) - こんにちは！すごくいい作品...文才と妄想力を僕にください (2021年1月18日 8時) (レス) id: e467f9631d (このIDを非表示/違反報告)
晴 - ↓のコメで吹いた、ﾌﾞﾌｫｫｰw ｸｿｯ夜中に見たせいでメシテロにうああああ！ (2021年1月16日 23時) (レス) id: 47b2bcc73d (このIDを非表示/違反報告)
天曇 - ロボロ・クライン……クライン…小さい…… (2021年1月15日 22時) (レス) id: 786a665169 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：骨粉の煮付け | 作成日時：2020年12月23日 18時
