36話 ページ38
『いや、雑談しに来た訳じゃないんです！』
rb「せ、せやったな……夕食かぁ…。」
腕組みをして悩み始めるロボロ。食についての知識が乏しいここの人にとっては難しい事だろうか。Aも一緒になって考える。
rb「うーん……腹減っとるし、なんかしっかり食べれるもん食べたいわ。」
『しっかり食べれるものですか…うーん。』
そうだよね、お粥ってあんまり胃に溜まらないし…。
症状も初めて会った時と違い、とても良さそうに見える。あんなに辛そうだったのこの数時間でここまで回復するロボロさんの回復力には驚かされる。
『んーと、じゃあトマト煮込み食べますか！』
rb「とまとにこみ……なんや分からんけどAちゃんが作るんなら美味いんやろうな！それで頼むわ！」
嬉しそうにお願いしてくるロボロさん。ものすごく小動物みがある。可愛い。
『では、作ってきますね！』
そう言い立ち上がると、『待って』と声が掛かる。首を傾げてロボロの方を見ると、恥ずかしそうに手を弄りながらお願いをしてきた。
rb「あ、あんな……俺もついてってええか？」
『え……でも、体調の方は…。』
rb「もう元気やから！……ずっとここに居るんも暇やねん。料理するところも見たいし、あかんか…？」
今の構図的にロボロはAのことを上目遣いする形となっている。そんな可愛い表情と行動をされてOKを言わない女はいない。Aもその1人だった。
『ぐっ………勿論OKです！』
口元に手を当ててニヤケを抑えながら親指をぐっと立てた。それを見たロボロは明るい笑顔を見せてベッドから立ち上がり、Aと一緒に部屋から出た。
｢あれ、あかんのやないか？｣
｢あいつ、やっぱ怪しいわ…。｣
｢止めに行くで。｣
2人の様子を見る影が3つある事に、2人はまだ知らない。
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天曇 - 小さい…ホビット…… (2021年1月22日 11時) (
レス) id: 786a665169 (このIDを非表示/違反報告)
RURU - 下の下と下に激しく同意。 (2021年1月18日 18時) (レス) id: cf91128782 (このIDを非表示/違反報告)
モカブラウン(プロフ) - こんにちは！すごくいい作品...文才と妄想力を僕にください (2021年1月18日 8時) (レス) id: e467f9631d (このIDを非表示/違反報告)
晴 - ↓のコメで吹いた、ﾌﾞﾌｫｫｰw ｸｿｯ夜中に見たせいでメシテロにうああああ！ (2021年1月16日 23時) (レス) id: 47b2bcc73d (このIDを非表示/違反報告)
天曇 - ロボロ・クライン……クライン…小さい…… (2021年1月15日 22時) (レス) id: 786a665169 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：骨粉の煮付け | 作成日時：2020年12月23日 18時
