22話 ページ24
もう何時間経っただろうか。いや、まだ数秒も経っていない。サッカーユニフォームさんに話しかけられて1分も経っていないのだ。
kn「はよなんか言えや。」
『ぅ……ぁ……。』
貴方のせいで喋れないんですよ。
tn「……ｯ…いい加減にせぇ！彼女はどう考えても一般人やぞ？！魔力も全く感じられんやろ！」
kn「やから、一般人やったらこんな事にはなっとらんわ。明らかに怪しいんは目に見えて分かるやろ。魔力を隠す魔具を使ってるかもしれんやろ。」
tn「せやけどｯｯｯ…！！」
赤マフラーさんは私の事を守ろうとしてくれてるのだろうか。けど、言い押されてる。
二人の間にはバチバチと火花が散る。サッカーユニフォームの男は腰に収めていた剣のグリップを握る。赤マフラーの男も対抗しようと愛用の剣のグリップを握った。
gr「トントン、コネシマ…落ち着け。」
再び部屋内に響くバリトンボイス。剣を握っていた2人は未だグリップを握ったまま強そうな男を見る。
gr「私は彼女と話したい、口を出さないでくれ。」
サッカーユニフォームの男は静かに舌打ちをして赤ちニット帽の男とナイフマンの所へ戻る。赤マフラーさんは心配そうな目でこちらをチラリと見てから元の位置へ戻った。
た、助かった…？いや、根本的に解決してないわ。
強そうな男の方をガタガタと音がなるほど震えながら向く。男は鋭い目付きで口を開いた。
gr「先程の質問に答えてもらえるか？」
『ぇぁ……わ、たしは…本当に、ただの料理人で…。』
gr「ふむ……。」
顎に手を当てて何かを考えている素振りを見せる。
gr「では、次の質問だ。その料理の技術はどこで習ったのかな？」
『へ……？あ、これは……。』
あれ、これどうやって返したら正解？
生まれつき？前の世界で習いました？な、なんて答えれば……。
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天曇 - 小さい…ホビット…… (2021年1月22日 11時) (
レス) id: 786a665169 (このIDを非表示/違反報告)
RURU - 下の下と下に激しく同意。 (2021年1月18日 18時) (レス) id: cf91128782 (このIDを非表示/違反報告)
モカブラウン(プロフ) - こんにちは！すごくいい作品...文才と妄想力を僕にください (2021年1月18日 8時) (レス) id: e467f9631d (このIDを非表示/違反報告)
晴 - ↓のコメで吹いた、ﾌﾞﾌｫｫｰw ｸｿｯ夜中に見たせいでメシテロにうああああ！ (2021年1月16日 23時) (レス) id: 47b2bcc73d (このIDを非表示/違反報告)
天曇 - ロボロ・クライン……クライン…小さい…… (2021年1月15日 22時) (レス) id: 786a665169 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：骨粉の煮付け | 作成日時：2020年12月23日 18時
