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当然の様に思ってたことは本当にそうでしたか？
――――――――――――――――――――――――
黒尾side
(……聞かれたか？)
「あの、……さっきの話少し聞こえてきて……白崎先輩と……すみませんなんでもないです！」
私が口だす事じゃないですし！ と弱々しく笑う。
「……別れたよ。」
「！！ ……ほんとだったんですね……友達が言ってたんですけど信じられなくて……」
俺も信じたくありませんよ。
「あ！ 私灰羽くんにノート頼まれてたので行きますね！ じゃあ部活で！」
パタパタ走っていく。
「おーう、ってリエーフあいつ何してんだよ……」
――――――――――――――――――――――――
由香side
別れた。
黒尾先輩が、白崎先輩と。
「嘘でしょ…………」
(お似合いだったのに……。)
3年生の先輩の中には、嫉妬から、
『不釣り合い！』
とか、
『全然似合ってない！』
とか、
言ってる人もいたけれど。
白崎先輩はとてもキレイな人だ。
部活も違うし、まともに話したのは１回しかないけれど。
『……？ 男バレのマネさんだったよね？ 何してるの？』
『あ、何かゴミあったのでちょっと掃除を！』
『そ、掃除！ 放課後残って！ スゴい……』
『いや、その、全然そんな！』
いつだったか、放課後、教室でのあの１回しか。
(美人だし、少し怖いなって思ってたけれど、そんなことなかった。)
他の先輩たちと違う。
群れたりしない。悪口も言わない。
誰にでも平等で。
優しい、優しい、キレイな人だった。
黒尾先輩ととてもお似合いで。
きっとずっとつき合ってくんだろうな、って。
思ってた。
……思ってたのに。
…………お似合いだったのに。
「……お似合いだったから、諦められたのに。」
憧れであって目標にはならないモノ。
目に見えるけど、手に入らないモノ。
ずっとそう考えてたのに。
これから、私はどうすればいいんだろう。
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えま - 舞璃花さん» レス遅れてごめんなさい！ 感動して頂けて嬉しいです……ありがとうございます！！！ (2017年1月20日 22時) (
レス) id: 9535ab89b8 (このIDを非表示/違反報告)
舞璃花(プロフ) - お話とても良かったです！感動して泣いてしまいましたw続編を読むのがとても楽しみです！続編読んできます！ (2016年5月28日 12時) (レス) id: 0311422590 (このIDを非表示/違反報告)
えま - DA☆SA☆KU☆SYA(∩´∀｀)∩さん» ありがとうございます！！！ 続編の方もよろしくです！ (2016年4月12日 22時) (レス) id: c2b65fcd72 (このIDを非表示/違反報告)
DA☆SA☆KU☆SYA(∩´∀｀)∩(プロフ) - 見に来ました！ 面白かったのでついでにお気に入り登録もさせていただきます(≧▽≦)（（もう続編出てるんですけどね(笑) 続編のほうも評価しにいきますので('ω')ノ (2016年4月12日 19時) (レス) id: 409c42c952 (このIDを非表示/違反報告)
えま - おねむさん» ありがとうございます！！ 続編もよろしくお願いしますm(._.)m (2016年4月8日 23時) (レス) id: c2b65fcd72 (このIDを非表示/違反報告)
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