君たちと一緒にON AIR!!!! -2-

第1回！寝たら即帰宅の旅！-3- ページ35

(りょう)


虫｢腹減った！！｣

卓球を終え、疲れたわぁなんて言いながらのそのそと部屋へと戻ってくれば、東海1のおチビさんが急に喚く。

り｢チビが喚くな。｣

て｢買ってこい飯くらい。｣

ベッドに沈み込みながら携帯を弄りつつそう言えばてつやも乗っかってきて、後ろでくすくすと笑うほかのメンバー達。

虫｢お前らな、僕が編集してる間美味しいご飯食べて来たのかも知んないけどな、僕は今お腹がペコペコなんだ。｣

｢はいはーい！買い物行きたい！！｣

何故か1人だけ出かける気満々の綾香。でも流石にこんな夜遅くに知らない土地に女の子1人はダメでしょ。

て｢綾香は危ないからだめぇ。｣

｢行ける！じゃあ誰か一緒に行こう？｣

虫｢そうだ。絶対誰か一緒に買いに行ってもらう。｣

何買おうかなぁって1人ワクワクしながらカバンから財布を出している彼女を横目に俺達は全く動く気がない。

て｢知ったことか！｣

り｢いやでぇーす。｣

虫｢はい。仲悪いお前ら飛び蹴りするぞ。てつやに。｣

そう宣言した後に本当にてつやのベッドの方に飛んできたおチビさん。その向こうで、としみつが風呂から出てきたのが見えた。

と｢…どうした？｣

全く状況がわかんないまま目の前で虫さんが飛んで行ったらそりゃあそんな反応になるのもわかるけど、なんでとしみつは下じゃなくて上を隠した？

て｢おぉい！｣

り｢綾香もいるんだからさぁーw｣

｢今更としみつのブツ見てもどうとも思わん。｣

て｢なんなら綾香もタオル1枚で？｣

｢黙りん。｣

とりあえずとしみつのタオルを下に装着し直して、虫さんがお腹がすいたのでなにか買い出しに行こうと先程の流れを簡単に説明しとく。

て｢まぁ綾香1人に行かせるのは心配。じゃあ綾香とそれ以外の3.3にしよ。単純に負けた方がお使いにしよ。｣

り｢3人もいらないでしょ。負けた人だけ。｣

｢だから1人で行けるげ？｣

綾香の大丈夫大丈夫はアテにならんからみんなして無視を決め込んでジャンケンをすれば数回あいこの後、ゆめまるとしばゆーが負けた。

て｢1番喋ってない2人が負けた！｣

り｢4人で揉めるだけ揉めて2人が綾香と行くってww｣

ゆ｢近くの巨木倒してくるでごわす。｣

｢いえーいゆめちゃん行こ行こー！！｣

しばゆーが渋っているのを見かねて、嫌だ券があるよ？って提案もしたけど、流石にこんなことに使うのは勿体ないと立ち上がる。

欲しいものはLINEで送っとくっててつやが隣でそういい3人を見送った。

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