第1回!寝たら即帰宅の旅!-2- ページ32
あれ?得意だったはずなのにとしみつと互角の勝負をしてしまった。
いや、むしろ少し遅れて次につなぐ。そのままてっちゃんがスタートし、ゆめまると結構な差をつけてしばゆーに渡した。でもこっちには完璧超人なりょう君。彼はグイグイ追いついてきて…。
と「どっちだ!?どっちだ!!」
「しばゆーでーす。」
結果、彼らの勝利。惜しかったんやけどね。
もう次はないからね!って綾香に釘を刺されたので勝負はこの辺でおしまい。
「ねぇ。時間見てみなって。」
て「うわ。何やかんやしてたら9時50分になりましたのでプールを出ます。お疲れ様でした。」
「スライダーしかしとらん!!むしろ審判しかしとらん!!!」
り「ごめんってw」
1人でずっと審判をしてた綾香ちゃんがプンスコ怒ってるのをりょうが頭ポンポンで宥めてから、着替えるために更衣室へと向かう。
その前に3人は、ちゃっかりパーカーを脱いで見せてもらってた。ちゃんと目的を達成できてよかったねてっちゃん。
着替え終えてから更衣室前で待っていれば、ホテル備え付けの浴衣に身を包んだ綾香ちゃんがごめん遅くなったって言いながら出てくる。
なーんで、浴衣ってこう、来るものがあるんだろうね。他のメンバーも何かしら思うところがあるみたいで、ガン見する奴や口を抑えてニヤけるのを堪えてるやつ。様々だ。
て「帰るかぁ。」
り「浴衣にしたんだね。可愛いじゃん。」
「としみつとりょうもじゃんお揃いだげ。」
と「お揃いええやん。」
なんてダラダラ重い体を引きずって部屋へと戻っていたら、ゆめまるが卓球台を見つけた。その言葉にてっちゃんかやるしかねぇなぁって言うから、僕達も仕方ないなぁっと投げやりになりながらそちらへと向かう。
て「疲れすぎた。」
し「寝よう。」
「くったくたやん。」
り「綾香は泳いでないもんねw」
「泳いでないんじゃない!泳がせてもらえなかった!!」
て「みんなで帰るか。」
「完走するの!!みんなでまだ遊ぶの!!」
卓球台をが写るように並び再びカメラを回す。全力で泳いだ僕達はもう疲れきってフラフラ。寝ようかって言うてつやに、子供のように楽しみにしてた綾香ちゃんが慌てて止めに入る。
て「もうへとへとで立ってるのがやっとですけど、せっかくなんで、目の前に卓球台があったので卓球対決〜!」
『おー…。』
覇気のないてつやに続くように覇気のない男共が手を挙げながら声を出す。
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良雅(プロフ) - なかさん» 初めまして!とても暖かいコメントありがとうございます!!そう言っていただけるだけでモチベがぐぐぐっと上がります!!良ければリクエストとかありましたらまた気軽にお願い致します。これからも作品共々よろしくお願いします。 (2019年6月3日 21時) (レス) id: b00c9ae45c (このIDを非表示/違反報告)
なか(プロフ) - びっくりするくらいおもしろいです!!!頑張ってください!、! (2019年6月3日 19時) (レス) id: d7e95e92ec (このIDを非表示/違反報告)
良雅(プロフ) - Mamecccchiさん» あわわわ。めちゃくちゃ嬉しすぎます。泣きそう←これからも勝手に妄想繰り広げて気ままに書いていきますので作品共々お付き合いいただけると嬉しいです!! (2019年5月27日 22時) (レス) id: b00c9ae45c (このIDを非表示/違反報告)
Mamecccchi(プロフ) - わたしも、なんでこんな素敵なお話なのに、コメントがないんだろう、、、、とずっと疑問でした。本当に大好きなお話です!!私が言うのもなんですが、自信をもってください!!!応援してますよ! (2019年5月27日 22時) (レス) id: caa26f4b73 (このIDを非表示/違反報告)
良雅(プロフ) - Mamecccchiさん» 初めまして。こんばんわ。素敵なお言葉ありがとうございます。1も2もレスが全然なくて、自己満かもしれないなぁって思ってたのでほんとうに嬉しいです!これからも頑張って書きますのでよろしくお願い致します。気軽にリクエストとかありましたら仰ってください。 (2019年5月27日 21時) (レス) id: b0067c459c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ryo | 作成日時:2019年4月5日 12時