U-FES2018 ページ33
｢もし、もう一度だけ会えるなら
もし、一言だけ伝えるなら
僕の捨てかけたこの思いを
何も答えなんていらないから
今伝えたい
日々をありがとう
最後に一言…
みんなが大好きだァァああああぁぁぁ！！！｣
しっとりと歌い上げたかと思えば最後に歌詞まで変えて叫びまくって舞台を去るあいつ。
一直線に俺らの元に走ってくる。そのままあいつがやってくれたように腕を広げて待ってやればそのまま俺の胸へと飛び込む。
ゆ｢お疲れ様。｣
て｢最高やった。｣
虫｢感動したよ。｣
り｢てつやと虫さん泣いとるやんw｣
し｢お客さんも泣いとった。｣
と｢かっけかったげ。｣
｢みんながいてくれたから。こんな素敵な日々をありがとう。｣
みんなが声をかければ少しだけぎゅっと俺の服をつかみポツリとそう呟く綾香。
その言葉にほかのメンバーまで俺諸共抱きしめてきやがった。
あぁ、遠くの方で次のクリエイターの動画が流れてる音が聞こえる。
て｢邪魔やし戻るかぁー！｣
舞台袖で団子状になって固まっていては他のスタッフさんやクリエイターさんに迷惑もかかるし静かに控え室へと戻った。
｢あ、みんなみんな！集合！｣
部屋へと戻れば何かを思い出したように手招きをする綾香にメンバーがキョトンとしながら集まる。
自分の携帯に自撮り棒を装着しながら全員を集めぐいーっと棒を伸ばしそのまま画面に全員を入れる。
｢いきまっせー！はいッチーズ！｣
そこに表示された俺らの笑顔が少し眩しくて、なんだか擽ったくてみんなで笑った。
て｢じゃあ俺の最高の出番も迫ってきたし、お前ら行くぞー！｣
虫｢はぁ…ほんとこの格好嫌だわ。｣
ゆ｢…諦めるしかないんだよ。｣
モニターをちらっと見ればてつやの出番ももうすぐそこで、人一倍気合を入れた我らがリーダーがそう大声を上げ、いやいや付き合わされた2人を引きずるように連れていった。
り｢舞台袖行きたいんでしょ？｣
｢なぜわかった。｣
し｢顔に書いてあるやんw｣
と｢俺らもいくかー？｣
そんな3人の後ろ姿に頑張れよーなんて声をかけながら見えなくなるまで見送るこの子。わかり易いなぁって声をかければ俺以外も気づいてたみたいでみんなでバレないように舞台袖に行く。
ちょうど着いた頃にはてつやが呼ばれて飛び出したところで、またまた黄色い歓声。
｢すごっ…｣
り｢綾香の時もすごかったやん。｣
｢それでは聞いてください。緊張でなんも聞こえんかったw｣
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良雅(プロフ) - ここさん» ここさん初めまして！コメントありがとうございます。見落としてしまい申し訳ありません。そしてもったいないお言葉ありがとうございます!!そう言っていただけると凄い嬉しいです！リクエストとかも受け付けてますのでありましたらお気軽にどうぞ☆ (2019年1月8日 18時) (
レス) id: b00c9ae45c (このIDを非表示/違反報告)
ここ - はじめまして!!すごく面白くて東海オンエアさんの特徴捉えててすごいなと思ってます!!更新楽しみにしてます!!これからも頑張ってください!! (2018年12月18日 18時) (レス) id: 4a3e5f9889 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ryo | 作成日時：2018年10月9日 19時
