U-FES 2018 ページ28
昨日あんなに頑張る！なんて言ってたのに、
2部のステージがどんどん終わっていく度にソワソワしていく隣の女の子。イヤホンを挿して歌う曲を確認したり、自分の手をぎゅっと握って会場のモニターを見つめたり、視線が落ち着かない。
楽屋に遊びに来てくれたカリブラにも気づいていない様子。
J｢綾香どうした？｣
虫｢サプライズで初めての歌に加えて初めてのソロで怯えてるの。｣
そんな様子のこの子をみつけカリブラの3人が心配そうに声をかけてくれた。
G｢あー。そっか。2部だけだっけ？そりゃ緊張するわな。｣
M｢今まで歌ったこと無かったっけ？｣
虫｢サブチャンとかでしかないんじゃないかなー。僕たちのイベントでもとしみつの方が上手いからって歌わないし、綾香の歌声聞いたことあるの1部しかいないから声かかることもなかったしね。｣
カリブラメンバーとはカラオケも行ったことあるから、てっきり歌ったことあると思ってたなんて。
元気付けてやりますか。って言いながら綾香の方へ近寄るジョージ。
しゃーねーな。と続くジロー。
先輩からのありがたいアドバイスをプレゼントしよっかなってみのも。
G「大丈夫かー？」
「あ、ジョージ。お疲れー。」
イヤホンで次に歌う曲を確認している綾香の頭をポンポンっと叩きながら声をかけるジョージに続いて2人も続ける。
J「初めてって緊張すんもんな。大丈夫。お前の歌もとしみつに負けてねーよ。」
M「もっと自信持ちなって。」
代わる代わる頭を撫でていく3人に照れくさそうに、セットが乱れるっと彼らのボディーにパンチを入れてる。
「ん。頑張る。頑張るけどさー…。あのとしみつの後だもん。きっといい感じに暖めてくれた場内を冷えさせないか心配。」
そういえば、大事なメンバーが出た次に自分が出て壊してしまうんじゃないかって、ソロが決まった時から言ってた。
り「もーまだそんなこと言ってるｗ」
J「んなこと言ったらお前が出るだけでだいぶ沸くって。」
G「楽しみにしてる。」
M「うまくいったらおいしいお酒が待ってるよｗ」
「大好きなファンとお酒のために頑張りますか。あ、そうだ！フィッシャーズどこ？」
やっと綾香にいつもの元気が戻ってきたようでスマホを置き深呼吸をひとつ。
かと思えば、急にガタッと椅子から立ち上がり彼らを探し始めた綾香は、楽屋と聞き慌てて彼らの楽屋まで走っていった。
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良雅(プロフ) - ここさん» ここさん初めまして！コメントありがとうございます。見落としてしまい申し訳ありません。そしてもったいないお言葉ありがとうございます!!そう言っていただけると凄い嬉しいです！リクエストとかも受け付けてますのでありましたらお気軽にどうぞ☆ (2019年1月8日 18時) (
レス) id: b00c9ae45c (このIDを非表示/違反報告)
ここ - はじめまして!!すごく面白くて東海オンエアさんの特徴捉えててすごいなと思ってます!!更新楽しみにしてます!!これからも頑張ってください!! (2018年12月18日 18時) (レス) id: 4a3e5f9889 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ryo | 作成日時：2018年10月9日 19時
