10話(続き) 【中学2年生】 ページ19
私は集まる女子達の所で立ち止まると何やら叩いた音が聞こえたかと思ったら涼介が柚葉に腕を引かれて出てきた。
柚「あんたはもう何をやってんのよ」
涼「俺だって好きでああなってる訳じゃ…」
涼介が頭を擦りながら答えているのを見て叩かれたのは涼介なんだなぁと思いながら二人のやり取りを傍観していると柚葉が涼介の元を離れ私の方へと向かってきた。
柚「Aもいくら小さい時の約束があるからってそんな他人事になってたら別の女子に涼介君取られちゃうかもよ?」
貴「あはは。そうだね…」
私は乾いた笑いで柚葉に言葉を返した。私には心に決めている事がある…。それは…
ー私が私でいられる内に…涼介とは別れなければならない。だって…涼介には未来があって…私には未来がないから。
だから…私は私が出来る最低な方法で涼介と別れよう。
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優菜(プロフ) - コメントありがとうございます!そう言って貰えるととても嬉しいですヽ(*´∀`)ノ今実生活の方が忙しく更新出来ていませんが構想は出来てるので空いてる時間見つけて更新します(^-^)これからも読んで頂けると嬉しいです。 (2017年2月4日 21時) (レス) id: b2182f4c06 (このIDを非表示/違反報告)
ハルル - この小説を読んでみてとても面白いです。これからも更新頑張ってください。応援してます。 (2017年2月4日 19時) (レス) id: 4e10d5168c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優菜 | 作成日時:2017年1月11日 10時