俺の学校は腐男子と腐女子が10割を占めている【BL】

七話 ＊ 鋭いのですか。 ページ8

『先に、荷物取ってきて？俺、掃除して待ってるから。』




司「わかった。また後でな〜。」







司は俺に手を振ってから、走って行った。





よくもまぁ、あんなに急いで走れることやら…





司は運動好きだからなぁ。俺はそこまで運動すきじゃねーけど。






俺はドアを開け、中に入り掃除機を取り出して掃除を始めた。






意外にも俺の部屋はそこまで汚れてはいなかった。





てか、寧ろリビングの方が汚れてたかも。






あんまり掃除する所がないから、掃除はすぐに終わった。






…司まだ来てねーし、先に瑠衣呼んでくるか。







俺は適当に、置いてあった父さんがのサンダルを履いて瑠衣の家へ向かった。









…家が隣だと1分で着くし、幼馴染が家が隣だとすっごい楽だわー。







瑠衣と遊ぶのも、楽だしな。








ピーンポーン






『瑠衣、居るー？』








すると、家からドタドタと慌ただしい音を立てて瑠衣が出て来た。







瑠衣「…A、なに？」






そんなに慌てなくてもよかったのにな〜…






『今日、母さんと父さんが出張で居ないから、お泊まり会するんだけど、瑠衣も来れるか？』





瑠衣「来れるから、行く。………っていうか、お泊まり会って…俺のほかに誰が来んの？」





流石瑠衣、鋭いな。





『司が来るよ。……あ、瑠衣。あとで課題写させて。』






瑠衣「久我か…。…お前、まだ課題やってないの？」






瑠衣は訝しげにこっちを見る。






さ、さっき帰って来たばっかだから仕方ねぇだろ！





『帰って来たばっかなんだよ！』






瑠衣「ふーん…今日部活なかったのに…遅すぎない？」





ぐっ…





司と付き合う(仮)事件を言えるわけねーだろ！？

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