13.海に投げ出されて... ページ15
ぺいんと視点
ﾄﾞｶﾞﾝｯ
全「「「「！？！？」」」」
何かが壊れる音とともに、今までにないほどの大きな揺れがあった
そして、死神くんをおぶっていた俺の体は、宙に投げ出された
ぺ「うわぁぁあ！！」
死「ぺい、んと、さんっ...！」
クト「「二人とも！！」」ｻﾞﾌﾞﾝ
ぺ「くろのあさっ、とらぞっ、ぶ、かはっ！しにがっ、げほっ！」
な、波が高いっ...息が、できないっ...
...っ？船の上で、誰かが、笑ってるっ...？
あれ、はっ...誰っ...？
そして、俺の意識は失われた。最後に見えたのは見覚えのある顔が悪い笑みを浮かべている姿だった
ぺ「んっ...んんっ、ごほっ！？うっ、げほげほっ！」
口の中に砂がっ...あ、あれっ...？ここ、どこっ？
ぺ「死神くんっ...？死神くん！死神！！」
...いない。一緒にいたはずの死神くんが。それに、クロノアさんとトラゾーも。もしかして、ここに流れ着いたのって俺だけ...？
...探そう。あっちに森みたいになってるし、もしかしたらみんないるかも！
だいぶ歩いたな。でも、人がいた痕跡は何一つない。ただ......少し前から奇妙な声が聞こえて来る
「ヴァァ...」
ぺ「！？」ｸﾙｯ
ぞ、ゾンビ！？嘘でしょ！？こんな朝にっ...
ぺ「くそっ...武器も持ってきてないじゃん...逃げよう！」ﾀｯﾀｯﾀｯ
ぺ「はぁっはぁっ、まだっ追いかけてくる...こんなっ、ところでっ、やられないっ...！」
「ヴァァ...ァァア"」
今はまだ昼間。だが、無数のゾンビが俺を襲う。あれからどれだけと時間が経ったのだろうか。
走っても、走っても追いかけてくるゾンビをよけ、辺りを見回す。
...大切な人達を見つけるために。
...何かがおかしい。普通のゾンビなら、とっくに撒いているはずなのに、このゾンビたちは俺と同じ速度で追いかけて来る。
しかも、今は昼。日が出ているのになぜ燃えないんだ？確かにここは木がたくさん生えているが、影になっていないところも通ったはずだ
...こいつらは本当にゾンビなのか？
そんな疑問をぶつけ、俺は走り続ける。
死神くん、クロノアさん、トラゾー...お願い、生きて会いたいよ...
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りあか - 夏月さん» 謎は深まるばかりですねぇ… (2020年11月6日 17時) (
レス) id: f85966beb3 (このIDを非表示/違反報告)
夏月(プロフ) - 赤い飴…赤髪のともさん？青い飴…らっだぁ運営さんかも… (2019年1月20日 22時) (レス) id: fb9808e4bc (このIDを非表示/違反報告)
グレイ - 今日は初めて読ませていただきました。日常組さんが助け合っている感じがとても良かったです(*´ω｀*)これからも頑張ってください！ﾌﾚｰ!!(っ`･ω･´)っﾌﾚｰ! (2018年10月16日 18時) (レス) id: c4c63c9a62 (このIDを非表示/違反報告)
涼(プロフ) - ギラティナ微コミュ障サブ垢さん» はーい！了解です！(*`･ω･)ゞ (2018年9月25日 7時) (レス) id: 0354366fb5 (このIDを非表示/違反報告)
ギラティナ微コミュ障サブ垢(プロフ) - 涼さーんこれからこちらで関わっていくんでよろしくお願いしまーす！話の流れがわからなかったら、僕のホムペを見てくださるとわかると思います (2018年9月25日 7時) (レス) id: 4d85e30289 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼 | 作者ホームページ：http://BL.Loves/oa/wwsp./jp
作成日時：2018年7月28日 18時
