第62話 ページ20
「っ、りょ…陵が……」
陵にも聞こえたんじゃないか、ってぐらい
大きくなり響く心臓。
緊張で息苦しくなる。
それでも_____口を開いた。
「陵…が好きっ……」
一気に色づく頬。
触れると火傷しそうなくらい。
「…Aさん…反則、です」
顔が真っ赤になる陵。
う、わっ……
陵がこんなに真っ赤に…なるなんて…
…なんかちょっと…可愛い…
「本当ですか?」
「ほん…とっ」
「じゃあ
もう一度言ってください?」
ニヤリと笑う。
ちょ…いつもと違うんですけど!?
「りょ、陵っ!
なんか…変…」
「…好きな人はたまにいじめたいんデス…」
あたしをジッと見つめて、言う。
あ…耳まで真っ赤…。
「もう一度、言って下さい」
「ええっ…や、やだぁ…っ」
「言って下さい」
近づく顔。
唇が…当たりそう。
ぎゃああああっ!?
「わ、わかった…言う!!」
するとピタリと陵の動きは止まる。
…沈黙に包まれる。
ゆっくり口を開いた。
「…陵が大好き…
彼女に…して?」
陵をジッと見つめる。
「っっ……ば、罰ゲーム…とかじゃない…ですよね?」
「は!?
違っ…違うに決まってんでしょ!?」
「だ、だって
Aさんに好かれるわけが____」
………嘘
あたし…そんな感じに見えるの?
陵はそう思ってるの?
「……もういい」
「え?」
「嘘に…決まってんじゃん」
ふっ、と
冷たい笑みを向ける。
こんなことしたくなかったのに。
…止まらない_____。
「陵なんか
好きになるわけっ____」
ハッとなる。
陵の悲しそうな顔。
……痛い。
心が…痛いよ。
「そ…ですよね
すみません…帰り…ます」
あたしの家を出ていく陵。
…何してんの、あたし。
せっかくのチャンスだったのに。
「なんでっ……!!」
歯をくいしばり
あたしは自分の頬を叩いた。
キレのいい音とともに
切れた口からは血が出てきた。
______痛い…
お久しぶりです(?)
そんなに久しぶりではありませんがww
いやぁ…
ちょっとドロドロ系にww
でも最後はlove系にしたいなと思っております!
コメント…本当に本当にありがとうございます!!
泣いちゃいましたよ、マジで…(涙)
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
14人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
未来ラブ★ - ヤバい! (2013年11月12日 21時) (レス) id: cf0598be92 (このIDを非表示/違反報告)
未来ラブ★ - とても面白いですね♪あ、はじめまして! (2013年11月12日 21時) (レス) id: cf0598be92 (このIDを非表示/違反報告)
かな - とてもおもしろかったです。 (2013年9月20日 16時) (レス) id: e3be5de0b0 (このIDを非表示/違反報告)
MEKAKUSI団員(プロフ) - 面白いです! (2013年5月5日 10時) (レス) id: 3554d3a1f0 (このIDを非表示/違反報告)
ユッピン♪(プロフ) - 皆様ありがとうございます!! (2012年10月17日 17時) (レス) id: 23b1062a67 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ユッピン♪ | 作者ホームページ:http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=sennkouhanabi
作成日時:2012年6月11日 18時