Detour (ページ21)

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景「なんか空気悪くしちゃった～？ごめ～ん！！笑」

汐「そんなことないっすよ！ほら、もう暗くなるしはよ帰りましょうや～」

拓「ごめん。景瑚、」

景「も～拓実が俺の事騙すとか35億年速いわ！Aちゃん？気分悪くしちゃった？ごめんね、今日はもう早く帰りな？」

「景瑚先輩、、、、」

景「も～なに？笑そんな暗い顔していでよ？あ、飴あげる～」

汐「大阪のおばちゃんみたいなノリやめてくださいよ笑」

景「実際の大阪のおばちゃんしらんやろ！笑」

景瑚先輩、笑ってるけど声は暗いよ。
景瑚先輩の明るさは周りの照らす、けどその代償にきっと彼の心は押し潰されてるんだ。誰よりも優しい彼だから、心は誰よりも繊細で。景瑚先輩を心から笑顔にさせたいの。いつも笑顔でいて欲しいの。景瑚先輩が

好きだから、貴方と恋がしたいから。

「景瑚先輩、一緒に帰りたいです。」

拓「へ？」

景「いや、でもAちゃん。俺が勝手に職員室居ただけだし！てか蓮くんと話してただけだからさ！大丈夫！」

「帰りたい、の。景瑚先輩と、」