ほんとは… ページ29
玲「俺ってなんでみんなに頼られんの」
涼「玲於が話しやすいから、かな」
玲「メンさんとか亜嵐くんでよくね？俺さ、年上から相談されんのさ、すごい複雑なのわかる？」
涼「メンさんはこういうの向いてなさそうだし、この相談は亜嵐くんに関することだから」
玲「…なに」
涼「亜嵐くんさ、Aと付き合ってんじゃん」
玲「うん、それで？」
涼「嬉しいよ？そりゃあ、亜嵐くんがずっと、ずっとずっと、想いに想ってきたから、付き合ったって聞いた時は凄く嬉しくて、俺泣いてさ」
玲「濁音混じっててわかんなかったけどな」
涼「それは仕方ないじゃん笑
で、それはそれでいいんだけど
なんか、最近さ、なんていうんだろ、なんか、亜嵐くんばっかりで
休みがかぶった時は一緒に買い物に行ったりとか、映画みたりしてたんだけど、最近は休みがかぶれば亜嵐くんとお出かけしたりして…」
玲「寂しいと」
涼「うん…」
玲「んー…お兄として寂しいんだ」
涼「うん、いつも一緒にいたのに、いつの間にか俺は一人で休みを過ごして、それに気づいて龍友くんが来てくれるんだけど、やっぱり、Aがよくて、」
玲「龍友くんが邪魔に見えんだ、へー」
涼「ち、違うんだよ！笑
急に休みが変わって、俺、どうすればいいのかなって」
玲「…要するに、亜嵐くんにAを奪われて、お兄嫉妬ですか」
涼「え、し、嫉妬？」
玲「涼太くんね、Aが健人くん好きだった時内心応援してなかったし笑笑」
涼「え？」
玲「Aと健人くんがケンカした時とかめっちゃ嬉しそうで、仲いい時は不機嫌でって、分かりやすかったー笑笑」
涼「…顔に出るのかな」
玲「わかりやすい笑笑」
涼「…気をつけよう」
玲「ま、休みの日に関しては俺に任せろ」
涼「え？」
玲「なんとかなるさ」
涼「え、う、うん」
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HRKYMM - とても面白かったです！ (2017年8月2日 17時) (
レス) id: 5843db4b33 (このIDを非表示/違反報告)
ニカ姫 - セクゾもGENEも大好きこの小説最高です更新大変だと思いますが頑張ってください応援してます (2017年7月25日 16時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
ことね(プロフ) - 2も楽しみにしてます！ (2017年7月23日 23時) (レス) id: 9e7c5b9a73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん | 作成日時：2017年7月23日 19時
