matchless beauty ページ3
話が長くなったが私はその後、乳母(?)から他の妻の虐めにより亡くなった母の話やその後の私の父の対応、
私が正妻から嫌われていること、そしてついでに時々感嘆の溜め息を漏らす程の私の美しさについて聞かされた。
･･･うん、他の話は良いとして、わざわざ独り言して溜め息を漏らすほど私って可愛いの？
乳母曰く私の容姿は母に似ているらしく、それはそれは美しい「天上の白」と呼び名高い美しい色合いの髪と透き通る白い肌を受け継ぎ、父に似たとても澄んだアイスブルーの瞳を持っているらしい。
まぁ、私の外見については上手く利用するしかないんだよな。正直言って光が見えない将来の為にも
今の内から磨いていけば私の盾になってくれる様な男が現れるかもしれないし。
私は赤ちゃん生活をしていく中でとんでもないことに気づいた
メイドの人達人全員、二次元で見る様な”獣人”の見た目をしていた。他にも鳥の翼が腕から生えた人や、金魚鉢の様な乗り物に乗って移動する人魚の見た目をした人
なんとこの世界、前世と変わらない文明を築いているが、人という種族はおらず全員人と生き物がミックスした様な亜人しか居ないメルヘンワールドだった
歩けるなるようになるや否や私はすぐに自分の見た目を確認しに鏡を探して走り回り、そしてすっ転んだ
鏡に映った私は乳母の説明通りの、それはそれは美しい白に近い銀色の長く艶やかな髪が胸まで伸ばされ
陽光にすら反射して水晶の欠片を散らした様な煌びやかで神秘的な煌めきを放っている。そして、凍てつくように美しいとても澄んだアイスブルーの金色味を帯びた大きな瞳を見開いていて、雪の様に白く小さな顔からはエルフのような尖った耳が生えていた。
前世含めて初めて見るとんでもなく可愛い美少女の登場という衝撃の事態に放心状態になった私を兎の耳が生えたメイドが見つけ、そのまま私の部屋に連れて行き、そのまま質問をうけた。
「シェリー様、急にどうしたのですか？初めて見た”妖精族”としての自分の姿に驚いた様に見えましたので･･･。」
そこで私は正気を取り戻した
妖精族? エルフって英語そのまんまじゃん。私妖精に生まれ変わったのかよ
因みにだがシェリーという名前は母が亡くなる直前に私につけた名前の愛称だ
正直前世のこともあり親という存在がクソほど嫌いだったが、血反吐を吐いて苦しそうにしていたらしい絞り出した最後の言葉が私の名前だった事には驚いた
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推しです - あの！！もし良ければ地政学ボーイズの反応集とかできますか？できたらでいいのでお願いします！ (3月19日 15時) (
レス) id: afbcb35ddc (このIDを非表示/違反報告)
ええやん - 好きだぁぁ！！更新待ってます！ (3月13日 19時) (レス) @page3 id: afbcb35ddc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミーア姫大好き | 作成日時：2024年2月23日 11時
