潜入４日目 ページ6
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私が促したため、また飯田が話し出した。
「俺の家は代々ヒーロー一家なんだ。俺はその次男だよ」
「「ええー！！凄ー！！」」
「次男って事は・・・？」
おそらくの考えを浮かべながら問うと飯田は嬉しそうに言う。
「ああ！ターボヒーローインゲニウムは知ってるかい？」
「！！もちろんだよ！！東京の事務所に６５人もの
「詳しい・・・」
緑谷も私と同じ結論に達したみたいだ。
しかし、ヒーローの知識凄いな。
私も主要ヒーローの名前は覚えさせられたけど。
「それが俺の兄さ」
「あからさま！！！すごいや！！」
「規律を重んじ人を導く愛すべきヒーロー！！俺はそんな兄に憧れヒーローを志した」
そういう飯田の目はとても純粋で、まっすぐな目をしていて。
汚い世界ばかり見てきた私には、ひどくまぶしく感じた。
「人を導く立場はまだ俺には早いのだと思う。上手の緑谷君が就任するのが正しい！」
・・・いいなぁ。
私もこんな平和な世界に生まれたら、皆みたいに成りたいものを見据えて夢に向かって走ったりできるのかな。
ーーーなんて、こんな私が言えたことじゃない。
「なんか初めて笑ったかもね、飯田くん」
「え！？そうだったか！？笑うぞ俺は！！」
「ははっ、飯田表情筋固そうだもんね〜」
「そうなのか！？」
楽しいなぁ。
量にはちょっと不満があるけどこっちのご飯も充分おいしいし。
「あ、あのAさん。ずっと気になってたんだけど…その傘って個性と何か関係あったりするの？」
ふと、緑谷が私の腰にさしてある傘を指していった。
「傘？どうして？」
「えっと・・・雨降る予定もないし、Aさんの個性って聞いたには聞いたけどまだ見た事無いし・・・」
「確かにそうだな。『嗅血』だったか？」
うーん、鋭いな。
まぁここは嘘を交えてっと・・・
「そーそー。何か鼻が優れてる反動で肌が弱くなっちゃってさー。日光浴びすぎるとやばいんだよね」
「な、なるほど・・・」
「メモするほどのこと！？」
「デクくんはヒーローオタクなんだよ」
「あー」
確かに、そのノートはかなり年季が入ってる。
・・・と、その時だった。
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ろくんろーる(プロフ) - すごい…面白かったです… (2018年9月2日 11時) (
レス) id: c8347b21ff (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - れれれのレンジャーさん» コメントありがとうございます！確かに間違えてますね……やってはいけないミスを…すみません。修正しておきます。 (2017年11月3日 11時) (レス) id: 1bcf45e3df (このIDを非表示/違反報告)
れれれのレンジャー - 轟君の個性は、右手で氷 左手で炎ですよ！ (2017年11月3日 1時) (レス) id: 5401d288b8 (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - コメントありがとうございます！( ；∀；)わかりました、1重視の方向で考えていきますね！ (2017年6月30日 17時) (レス) id: 1bcf45e3df (このIDを非表示/違反報告)
夜兎姫・ルナ(プロフ) - いつも見てます！ 個人的には1が良いです^^更新頑張ってください (2017年6月30日 5時) (レス) id: dd013e4398 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽奈 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ryosukehar1/
作成日時：2017年5月1日 18時
