潜入３９日目 ページ43
・ 今の所１が一番有力です！
Noside
「すみません、桂さん・・・」
と、泣きながら謝り始めた桂の部下を他所に、事態は完全に乱闘状態に。
高杉は来島と武市たちに護衛されながら一人船内に戻っていく。
「我らはこのように騒ぎ立て、高杉一派との決裂を完全なものにしてしまった。これではもう・・・」
「言うな。奴とはいずれこうなっていたさ」
とは言うものの、そんな桂の表情には陰りがある。
『桂さん、ここはいいから早く行ってください。
まだ間に合います』
「・・・エリザベス」
『今度はさっさと帰ってきてくださいよ』
相棒の一言で覚悟は決まったらしい。
「すまぬっ！」
桂は高杉の歩いて行った方めがけて駆け出した。
＊＊＊
Aside
バギ、と苦心していたもう片方の足輪がようやく外れた。
これで残るは手の輪だけ。
ここまで来れば、足で吊られている壁を壊せばいいんじゃないだろうか。
「・・・よし。はぁぁっ！」
自由になったばかりの足で、壁を蹴った。
ドゴーン、とけたたましい音と共に壁は崩れ、手も自由になった。
ーーーと、その時部屋の前をバタバタと駆けてくる複数の足音が聞こえた。
まさか晋助が帰って来た・・・？
バーンと開け放たれた扉の向こうにいたのは、
「・・・！！Aではないか！」
「あ、本当ネ！A−！！」
「Aさん！」
久々に見る懐かしい面々だった。
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ろくんろーる(プロフ) - すごい…面白かったです… (2018年9月2日 11時) (
レス) id: c8347b21ff (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - れれれのレンジャーさん» コメントありがとうございます！確かに間違えてますね……やってはいけないミスを…すみません。修正しておきます。 (2017年11月3日 11時) (レス) id: 1bcf45e3df (このIDを非表示/違反報告)
れれれのレンジャー - 轟君の個性は、右手で氷 左手で炎ですよ！ (2017年11月3日 1時) (レス) id: 5401d288b8 (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - コメントありがとうございます！( ；∀；)わかりました、1重視の方向で考えていきますね！ (2017年6月30日 17時) (レス) id: 1bcf45e3df (このIDを非表示/違反報告)
夜兎姫・ルナ(プロフ) - いつも見てます！ 個人的には1が良いです^^更新頑張ってください (2017年6月30日 5時) (レス) id: dd013e4398 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽奈 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ryosukehar1/
作成日時：2017年5月1日 18時
